狭山市議会 第４回定例議会閉会 日本共産党 管理者指定など４議案に反対
狭山市議会12月定例会が14日に閉会しました。日本共産党議員団は、市長提出議案25件（追加議案１件含む）のうち、４議案に反対しました。市民団体による請願１件（詳細は次号掲載予定）は、否決されました。
最終日には追加議案として、「ひとり親世帯臨時特別給付金事業費」が提出され、可決されました。
この事業は、子育てと仕事を一人で担う低所得のひとり親世帯に臨時特別給付金を支給するものです。
ひとり親世帯は、非正規雇用労働者の割合が高く、収入が少ないなど、元々経済的基盤が弱く厳しい状況にあります。
８月にも一度、給付金が支給されましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により生活実態が依然として厳しい状況であることを踏まえ、年末年始に向け、基本給付分が再支給されるものです。今年度８月に特別給付金を受給された方は申請は不要。６月以降に児童扶養手当の対象となる基準まで収入が落ち込んだ方は、申請すれば前回分もあわせて支給されます。
政務活動費減額 コロナ対策へ
このほか、議員提出議案として「狭山市議会政務活動費の特例に関する条例」が提出され、政務活動費の半年分を支給しないという条例改正が行われ全会一致で可決されました。日本共産党も「コロナ対策に使ってほしい」と要望し賛成しました。
