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きぬがわ千代子議員の一般質問 茶の花号の見直しから1年経過・状況は
日本共産党のきぬがわ千代子議員は、6月議会で、市内循環バス茶の花号について、平成30年12月の運行ルートの見直しから一年が経過した現状と、今後について取り上げました。

利用状況と利用者数

 茶の花号は、免許を返納した方や、今後返納を考えている方、高齢者や障害をお持ちの方等にとって、外出の際の重要な移動手段となっています。
 きぬがわ議員は「市民から、『茶の花号が使いにくい。このまま利用者が少ないと、廃止するということにならないか心配している』という声が寄せられている」とし、「直近の利用状況とルート変更前と比べた利用者数はどうなっているか」と質問しました。
 担当部長は「茶の花号の直近の利用状況について、本年1月の利用者数は、5352人、2月は、5407人、3月は、4959人となっている。2019年度末集計による年間の利用者数は、6万9493人となっている。また、ルート変更前と比べた利用者数は、変更前の2018年11月が、7232人であったが、見直し後の同12月は5305人と、見直しを実施した直後は利用者数に落ち込みがみられた。しかし、徐々に利用者数が増え、1年後の2019年12月には5787人と482人増加している。今後も推移を注視していく」と答弁がありました。

 昼時間帯の利用者数は

 通勤・通学コースは、朝と夕方の利用が集中するため、利用者数も集中しています。
きぬがわ議員は、茶の花号の見直し前(2018年4月〜11月)と、見直し後(2019年4月〜11月)の平日昼時間帯の利用者数を比較した結果を示し、「見直し後は、利用者数が毎月マイマスになっている。見直ししたけれど、実際は使いずらく、不便になったということではないか」と質しました。
 担当部長は「茶の花号の2018年12月の見直しは、従来通りバス3台で、毎日運行することが前提の見直しであり、便数が増便できなかったことが、利用者側から見れば、不便と感じたのではないか」と説明しました。
 
茶の花号のポイント制について

 茶の花号には、利用促進策として「ポイント制」があります。 きぬがわ議員が、この内容を質したところ、「乗車回数に応じて特典品を進呈する」もので、JAいるま野の「農産物直売所あぐれっしゅげんき村」で、ドリンクや菓子パンのサービスを実施しているほか、2019年度は、埼玉西武ライオンズとの協働事業の1つとして、補助券20枚で「2020年の西武ライオンズ主催試合の観戦チケット引換券」を2枚進呈するサービスも実施したとのことです。
 2020年度も継続して実施しているのは「あぐれっしゅげんき村」の特典サービスです。今後はさらに拡充できるよう利用促進について検討していくということでした。

新たな公共交通システムは

 きぬがわ議員は「今後の改善策と新たなコミュニティ交通の導入について現在の検討状況は」と質しました。
 担当部長は「交通空白地域の解消をはかるため、新たな交通手法の導入を含めて見直しを行う。昨年度、地域コミュニティ交通に関する調査を行い地域の交通事情等を調査、分析した。今後、地域交通会議を中心に協議を進めていく」と答えました。
きぬがわ議員は「入間市や川越市の例もある。早急に進めるよう」要望しました。
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