全日本年金者組合狭山支部が「高齢者への補聴器購入費用の助成を求める要請書」を提出
市に要望書を提出
全日本年金者組合埼玉県狭山支部は、高齢者への補聴器購入費用の助成を求めて、8月3日(月)、狭山市長に要請書と署名を提出しました。(下欄左側参照)
日本共産党の大沢えみ子議員と、きぬがわ千代子議員が参加しました。
署名601筆提出
人間は誰でも加齢とともに、高い音から徐々に聞こえにくくなり、70歳以上では、約半数が難聴者という統計もあります。難聴になったら今のところ補聴器を使うしか手立てがありません。
懇談の前に、今回は、第1次分として「署名601筆」を提出しました。
提出に際し、年金者組合狭山支部栄木支部長から「年金者組合として、全県でこの署名に取り組んでいる。組合員にも、耳の聞こえで困っている人が増えていることもあり狭山市でも始めた。助成制度があると購入しやすいという声もあるので、導入をお願いします」と挨拶が
ありました。
懇談では
懇談は、参加者全員の自己紹介から始まり、要望や思いがいろいろと出されました。
☆当事者のひとりとなった。聞
き返しが多くなっているので、 この署名には大賛成
☆聞こえないと会議が進まない。 助成を
☆飯能市は署名1500筆集め て提出。入間市や所沢市も取 り組んでいる
☆15万円〜20万円と高い
☆保険適用の運動も進めていく が何年かかるか。症状が進ん でいく。一時的に補助を
☆家族や友人に聞こえずらい人 がいる。聞き返すのがいやに なり外出しなくなった。認知 症になっていくのではと心配
参加者の声に対し、担当課からは「市独自でとなると財源がネックになる。国でも調査をやっているので動向を見ている。飯能市、所沢市、入間市の動き、朝霞市も含めて調査・研究していく」と答えました。
きぬがわ議員は「署名が601筆も寄せられた。『補聴器購入費用に助成を』の要望は切実。9月議会にこの声を届けていく」と話していました。