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超党派の女性議員で申し入れ 障害を持つひとり親への支援を
申し入れを行う大沢・高橋ブラクソン議員
申し入れを行う大沢・高橋ブラクソン議員
5月25日、狭山市議会の女性議員有志(日本共産党の大沢えみ子、きぬがわ千代子両議員と無所属の高橋ブラクソン久美子議員)は、狭山市長あてに「障害を持つひとり親への支援充実を」との申し入れを行いました。
 狭山市では、新型コロナウイルスに関する支援策として、国の臨時交付金を活用して、ひとり親世帯の子ども1人あたり3万円の応援金を支給する制度を実施しています。
 しかし、対象が「児童扶養手当の受給者」のため、障害年金を受け取っているひとり親が対象外となってしまっています。

 「児童扶養手当」は、ひとり親のほか、親に一定の障害がある場合にも支給されています。 しかし、障害年金などの公的年金を受給できる場合は「児童扶養手当」はもらえません。年金の方が低い場合は差額分の受給が可能ですが、障害年金は3級の場合でも、障害年金の方が高い(差額は7000円程度)ため、「児童扶養手当」の対象外になります。この制度に関しては、年金制度が優先されるため、個人が自分で選択することはできません。

制度の狭間にある方へ支援を

 高橋ブラクソン久美子議員は「家計的にはほぼ同じくらいの世帯なのに、使ってる制度が違うことで、こうした応援金がもらえないというのはおかしい。ぜひ制度の狭間にある世帯にも支援を」と要望しました。
 国の第2次補正予算で実施されるひとり親への支援では、障害年金受給者も対象となっています。
 申し入れを終えた大沢議員は「対象者はわずかかもしれないが、制度の狭間になっている方がいる。超党派から同じ要望が出されることは重要。気付いたところから改善を求めたい」と述べました。
(公明党の女性議員も、連名での要望書の提出は行いませんでしたが、同様の主旨の要望を、国を含めて、独自に提出予定との事です)

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