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日本共産党「新春のつどい」伊藤岳 参議院議員が語る4年半で培った野党共闘の絆
つどいで挨拶する伊藤岳参議院議員
つどいで挨拶する伊藤岳参議院議員
 日本共産党狭山市委員会と同後援会が「新春のつどい」を開催しました。オープニングでは狭山年金者組合の皆さんがエイサーを披露。党議員団長の猪股嘉直議員が「狭山市議会でも少しずつ共闘が始まっている。日頃お世話になっている団体の皆さんをはじめ、様々なつながりを強め、何としても安倍政権打倒を」と挨拶しました。
 第1部では、昨年の参議院選挙で21年ぶりに議席を獲得した伊藤岳参議院議員が、国会情勢について報告しました。
 
極限の中でも民主主義が

 ウソと開き直りの安倍政権のモラルハザードは極限に達しています。
 伊藤氏は「こうした中でも市民と野党の結束で新たな動きが作られている」として、大学入試における英語の民間試験導入についての運動を紹介しました。この試験については、費用が高額になることや会場が限られるなど、様々な不備が指摘され、高校生自身が反対の声を上げていました。
 こうした声を受け、野党が共同で「延期法案」を国会に提出。11月1日の朝、大臣が「野党からの提案に基づき延期することにした」と記者会見する事態となりました。伊藤氏は「政府がいったん国会に上程した法案を野党の主張に基づき取り下げたのは国会始まって以来のこと。安倍政権のもとでも民主主義は動き始めていると感じた」と力強く語りました。

 「桜を見る会」徹底追及

 「桜を見る会」の問題では、伊藤氏も、野党で発足させた76人の「追及本部」の一員として、日々他党議員と連絡を取り合っていることを紹介。「本部は9つの班に分かれている。私は『ホテルニューオータニ』班に所属しており、宴会場などの経費を調べたが、会場となった『鶴の間』はなんと1回900万円の使用料がかかる。とても5000円などでできるものではない。いつまでこの問題をやっているのかという声もあるが、一国の主が政治的買収を行っている下で、まっとうな議論ができるはずもない。徹底して追求していきたい」と述べました。

4年半の絆は簡単に壊れない

 野党共闘については、これまでの経緯から厳しさを指摘する声もあります。しかし伊藤氏は「確かにぎくしゃくした時もあったが、野党共闘が発足して4年半。この間、桜やカジノ問題など同じ方向を向いて闘ってきた中で培ってきた野党間の絆は、そう簡単に壊れないというのが、国会にいる私の率直な実感」と述べ、日本共産党の志位委員長が、れいわ新撰組や国民民主党と懇談を行う中で、格差の是正、立憲主義、多様性など根本的な分野では一致できると確認したことも紹介。「野党連合政権の条件整備は確実に進んでいる。来るべき総選挙でさらに共闘を広げよう」とよびかけました。
 つどいには県議会議員の中川浩氏、国民民主党の杉村慎治氏も参加し、挨拶を行いました。

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