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猪股嘉直議員・一般質問 
 工業団地拡張による交通への影響を質す
上広瀬西久保地区の工業団地拡張地区基盤整備事業の現場
上広瀬西久保地区の工業団地拡張地区基盤整備事業の現場
 日本共産党の猪股嘉直議員は9月議会の一般質問で、@「入曽駅周辺整備事業」、A「マイナンバーカード゙交付事業」、B「工業団地拡張地区整備事業による交通への影響」という3つの問題を取り上げました。
 今号ではBの「工業団地拡張地区整備事業による交通への影響」について報告します。

 現在、市内上広瀬西久保地区(約11・3f)と柏原鳥之上地区(約8・2f)では埼玉県の主導で民間企業による工業団地拡張地区基盤整備事業が行われています。
 今回、猪股議員は、上広瀬西久保地区(写真左)に絞って、この地に大型の運輸関連の企業が進出した際の交通問題を取り上げました。
 同地域は国道407号線に面し、狭山日高IC東交差点(圏央道入口)以南のパチンコ店等が所在した場所。11fという広大な土地に運輸関連企業が進出すれば、車両はこれまでより増加することが見込まれます。従業員の車両もあります。

IC東交差点300b渋滞 根岸交差点は4方向渋滞

 この地域、特に狭山日高IC東交差点は、現状でも東京狭山線方面に向かう車両(写真右)も、飯能方面に向かう車両も、通勤時間帯は300bの長蛇の渋滞になります。
 入間市春日町から豊水橋をわたり、根岸の交差点を経て日高方面に向かうのも大きな渋滞。さらには、根岸の交差点に飯能方面からさしかかると、通勤時間帯は信号3〜4回待ちが当り前の状態です(写真左)。
 猪股議員は「こうした現状がさらに悪化するのではないか。現状の交通量調査と今後の予測、対策をうつ必要性があるのではないか」と質しました。

一部は緩和対策する 「遠いところ」は調査しない

 担当部長は、「東京狭山線方面に向かう車両の渋滞緩和のために右折帯を長くする。東京狭山線方面から飯能方面に向かう車両については、新しく入る運輸関連企業の車両は信号の手前で会社敷地内に入れるようにするので渋滞にはならない」と答弁しました。
 猪股議員が、根岸の交差点交通量調査と渋滞緩和対策を質したところ、「その交差点は工業団地拡張地区とは離れているので、調査はしない」と答弁。
 猪股議員は「離れていても、影響はある。現在でも渋滞している。調査と対策を打つべきだ」と強く求めました。

緑化率を20%以上確保する

 猪股議員は「企業内の緑化計画はどうか」と質しました。狭山川越工業団地造成のときは、緑化計画がなされておらず、後から行ったという苦い経験があるとの情報を飯島邦男氏(元日本共産党の県議、市議)から得ており、質問したものです。
 担当部長は「敷地面積に対する緑化率を20%以上確保するため、進出企業が検討している」と答弁しました。
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