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議会報告
猪股嘉直議員の一般質問

市内の通学路を「ゾーン30」に!!
日本共産党の猪股嘉直議員は市議会一般質問で、通学路の安全対策について取り上げました。
 狹山市の「ゾーン30」(※註参照)の実施は2012年度の水富地区(広瀬小学校周辺)を皮切りに、新狭山、狭山台、入曽、水野地区で行われています。
 
ゾーン30設置で事故29%減少!
    経費も平均365万円で


 猪股議員は、直近の水野地区を除いた4地区の事故件数の推移について質しました。担当部長は「『ゾーン30』を設置した後では約29%も減少している」と答弁し、設置の効果が明らかになりました。
 続いて猪股議員は経費についても質問しました。実施した5地区で、面積やその地域の条件で違いが出るものの、最高額が水野の約595万円、最低が狭山台の102万円、合計でも約1,824万円で1地区あたりの平均額は約365万円です。

全学校区にゾーン30実施で協議
 猪股議員は、「これだけの効果があり、経費も多くはかからない。一刻も早く全小学校区に設置するべき」と主張しました。
 担当部長は「将来的には全ての学校区の中で選定要件にかなう箇所については極力『ゾーン30』の指定がされるように警察と協議していく」と述べました。
 さらに、「現在の設置の計画予定は?」と質すと、「狹山警察署管内では17年度から21年度までの期間に、3ヶ所を指定する計画で、18年度の水野、19年度の堀兼、20年度は入間市の1ヶ所の計画をしている」と答弁。
 また、猪股議員はすでに設置が行われた地区でも見直しを求める声が出ていることを水野地区を例に挙げて紹介しました。部長は「警察と協議していきたい」と応じました。

60q道路はすぐ30qの標識を!

 質問の最後に、「『ゾーン30』の設置には時間がかかるし、それまでの期間を放置しているわけにはいかない」と主張し、笹井地区の例を挙げました。
 笹井小学校に向かう烏坂とその周辺は速度規制がない道路が多く、自動車の最高速度は60qになっています。急いで30q規制の標識等の設置を求めると共に、その手続きを確認しました。 猪股議員は、質問終了後、笹井小学校の校長先生、自治会長、スクールガード・リーダー、悠々クラブ会長と相談し、「30q規制の標識等の設置を求める要望書」を狹山市に提出しました。

市民会館駐車場40台分の復活を!

 猪股議員はこの他、民間の病院建設に伴い、市民会館の駐車場40台分が減少した問題で、病院の責任で早急に復活するように、改めて求めました。



※「ゾーン30」とは
 交通量や交通事故の発生状況等をもとに、生活道路が密集する区域について、その場所に通学路が含まれている場合などに歩行者の安全な通行を確保するために指定する。車両の速度を30q以下にするなどの総合的な安全対策を行う。具体的には、公安委員会が速度規制を30qとする区域規制をかけるほか、横断歩道や一時停止線、標識の新設を行い、また道路管理者の市が路面標示や路側帯の新設及び拡幅を行うとともに道路幅員を最小4bまで縮小し、視覚的に狭窄化し、自発的な速度抑制を図っている。

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