トップページ もどる
議会報告
議員団紹介
議員団だより
猪股 嘉直
大沢えみ子
きぬがわ千代子
リンク集

議会報告
市民要求実現 実行委員会が市と懇談 労働者の賃上げで経済活性化を
懇談の場で挨拶する加藤武美地区労議長
懇談の場で挨拶する加藤武美地区労議長
 狭山地区労をはじめとする市内の労働団体・民主団体・個人で構成する「市民要求実現狭山地域集会実行委員会」(実行委員長/狭山地区労・加藤武美議長)は、5月14日の午後2時から市役所において、市との懇談を行いました。
 事前に提出した「住民の雇用とくらしを守る2019春闘期における要求書」は、全県統一要求と地域独自要求の2つの柱で、具体的には、@医療・国保・保育・教育 Aまちづくり B平和事業 C国・防衛省等への要望 ➄その他マイナンバー問題など30項目で、市民の切実な要求ばかりです。
 参加した各団体の実行委員からは、要求の根拠となる市民の暮らしの実態がリアルに報告され、自治体に働く正規・非正規職員及び公契約下の労働者の雇用の安定と労働条件の向上、権利の保障が重要であること、すべての労働者の賃上げで個人消費が増大すれば、地域経済の活性化にも結びつくことが訴えられました。

市民が展望の持てる市政運営を

 懇談を終えた実行委員長の加藤武美氏は、「全体として市からの回答は、ほぼ昨年と変わらない、もしくは後退しており、納得がいかない内容」と率直な感想を述べました。
 自民・公明の安倍政権の経済政策により、実質賃金は増えず、労働者・住民の生活が苦しい状況が続き、さらに10月から予定されている消費税増税で、特に中小零細業者の商売は深刻な状況に追い込まれます。
 加藤氏は、「自治体においても国による地方財政の抑制や社会保障の改悪をはじめ様々な制度変更の中で厳しい対応が迫られていると認識している。地方自治法の原点に立ち返り、住民の福祉の増進を図ることを基本に、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を担う立場で、市民にとって希望と展望の持てる市政運営に努力をしてほしいと要望した」と話しました。
インデックス ページのトップ