トップページ もどる
議会報告
議員団紹介
議員団だより
猪股 嘉直
大沢えみ子
広森すみ子
リンク集

議会報告
NHKの「安倍サンゴ発言」を問う 
赤旗新聞1月21日参考
沖縄県の辺野古新基地建設の埋立ての賛否を問う県民投票が全県実施が決まりました。大変に喜ばしいことです。
 この決定がされる前に、ジャーナリストのこうの・しんじさんが赤旗新聞に寄せた記事を概略で紹介します。

 NHKが1月6日の「日曜討論」の放送時、新基地建設に関し、安倍首相が「土砂投入にあたって、あそこのサンゴは移している」と事実と違うことを発言した。
 現実に移植されたのは土砂投入区域外のごく一部のサンゴだけで、埋め立て区域内の7万4千群体のサンゴは移植されていない。
 この発言に玉城デニー沖縄県知事が「現実にはそうなっていない」と反論。
 琉球新報も、毎日新聞、東京新聞も「民意を押しのけて進められている工事。うそやごまかしがあっては何の支持も得られまい」などと安倍首相を批判する論調で報道。
 気になるのはテレビの報道姿勢。首相のフェイク発言を批判も修正もせず垂れ流したNHKの、報道機関としての在り方が問われている。放送法4条は「放送は事実を曲げないですること」と定められている。番組は4日に収録されたのだからファクトチェックして再収録する時間は十分にあった。
 NHKは10日「番組内の政治家の発言について答える立場にない」(編成局計画管理部長)と開き直ったが、放送法を踏みにじってまで安倍政権に媚びていては視聴者の信頼を失うだけだ。
 民放はどうか。安倍首相の発言をニュースで報道した地上波の局は筆者が知る限りない。首相のウソ発言をボツにした民放局も責任を問われる。
 その中でTBSサンデーモーニングの目加田節子中大教授が「NHKは政治家の間違った発言には裏付けを取り、指摘する責任がある。それをしないと、いつまでも安倍さんを守っていると取られかねない」と批判したのが唯一の救いとはいかにも寒々しい。
インデックス ページのトップ