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猪股嘉直議員の一般質問

 茶の花号の運行を利用者本位に!!
減便し続ける狭山市内の西武バス
減便し続ける狭山市内の西武バス
日本共産党の猪股嘉直議員は12月議会の一般質問で、9月議会に引き続き、「茶の花号の運行を国からの特別交付税も活用し、利用者の立場で見直すべき」と主張しました。

西武バス、利用者の声を
充分に把握せず、バス便減らし


 西武バスは11月1日から時刻表を改定し、市内各地の運行ダイアを減便しました。
 狭山市駅・柏原ニュータウン間、狭山市駅・稲荷山公園駅間、狭山市駅・飯能駅間などが減らされました。
 このように容易に運行便数を減らせるのは国の「道路運送法」の改悪によって、運行の変更が、許可制から届け出制に変えられた事も一因です。
 猪股議員は、「運送事業者としての責任がある。利用者の意向も充分に把握せずに減便するのは問題だ」と指摘し、市としても西武バスへの要請を行なうように求めました。
 狭山市も西武バスに「住民の声を聴くべき」と伝えましたが、西武バスの都合で自治会役員の会合での説明になったとの答弁。
 猪股議員は実際に利用されている方などからの丁寧な聴取が必要だと指摘しました。

  茶の花号の新たな「不便」

 茶の花号の今回の見直しでは、「西武バスと茶の花号の重複を避ける」ということを優先したために、関係のない部分まで影響を受け、新たな「不便」が発生しています。例をあげると…
@水富地域から、昼間の時間帯に稲荷山公園駅に発着するバスがなくなった
A狭山市役所に到着するバスが一つもなくなった
B柏原・狭山市駅間の茶の花号の便がなくなり、宝荘や都市緑化植物園を経由するバスがなくなった
などです。
 結局、予算の増額をしないままで運行の見直しをしたため、不便なところが一部改善されても、そのために新たな不便さが発生しているのです。

国から経費の86%
茶の花号に使って!!


 猪股議員は、「茶の花号の運行を根拠として、特別交付税が国から交付されている。その分を全額、茶の花号運行に充当すべき」と主張しました。
 狭山市は茶の花号の運行経費として38,608千円を使っていますが、国からは特別交付税として33,305千円、経費の86%がきています。市は「それは茶の花号だけに活用するものではない」と言いますが、市民は活用して、便利な茶の花号にしてほしいと願っています。
 高齢者をはじめとして、住民の足の確保は、外出を支援し、充実した日常生活のためにも大きな役割を果たします。特に高齢者にとっては、運転免許証返還後の足としても重要です。 
 猪股議員は2月20日から始まる定例市議会の予算審議でもこの問題を取り上げたいと話しています。 
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