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文教厚生員会行政視察より 〜新潟県見附市〜「健幸づくり」は まちづくり
見附市の「健康の駅」
見附市の「健康の駅」
 狭山市議会の文教厚生委員会では、新潟県見附市の「スマートウエルネス」=「健幸(健康)」のまちづくりを視察しました。
 市内各所の「まちの駅」でパソコンと連動した歩数計で個人ごとにデータを管理する取り組みをはじめ、小児生活習慣病予防事業(小4・中1対象に健診を実施)、市民病院のフロアで簡易検査を行う「まちの保健室」など、健幸(健康)づくりの様々な取り組みを行う見附市。特徴的なのは、市のあらゆる施策が「健幸(健康)づくり」に則って行われている点です。
 歩きたくなるような景観、自転車道の整備、レンタサイクル事業、交流・目的になるような場所の設定(行きたくなる拠点づくり)、ベンチや健康遊具の設置、 子供向けの健幸(健康)教育など、市の施策のすべてに「積極的に外出、社会参加できる場を用意すること」が貫かれています。

バス・タクシー・ワゴン 3つの公共交通で外出支援

 社会参加という点では、人口4万人余りの市でありながら、公共交通として、6台のコミュニティバス (中心市街地、駅、商店街などを30分間隔で巡回)と合わせ、デマンドタクシー(郊外のコミュニティ内を運行する乗合タクシー)も運行。
 さらに各地区にコミュニティワゴンを1台ずつ市から貸与(ガソリン代として月2万円を支給)し、地区内の住民の買い物や送迎などに利用してもらうなど、外出できる仕組みづくりを徹底して実施しています。
 担当者によれば「運行費用は特別交付金などを活用しているので市の負担は大きくない」とのこと。こうした取り組みの効果として、介護認定率は県内でも3位に入るほどの低さで、医療費も全国平均より20万円程低くなっているとのことでした。 視察に参加した日本共産党の大沢えみ子議員は「狭山でも、できるところから実施したい」と語りました。
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