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公共施設の「再建計画」に多くの声 地域住民の声を反映した計画に
狭山市では、2017年3月に「公共施設等総合管理計画」を策定。今後40年間で30%の公共施設の床面積削減の方針を打ち出しました。
 その具体的計画となる「狭山市公共施設再編計画」(以下「再編計画」)について、市民の意見を募集したパブリックコメントの結果が公表されました。
 「再編計画」のパブリックコメントは、2月19日から3月20日まで行われ、市では各公民館などで説明会も開催し、意見募集を行ってきました。
 狭山市ホームページによると、
意見提出者は16名。計画の内容ごとに、計45件の意見が寄せられています(意見の一部を左下に掲載)。
 意見の中には「賛成する」「もっと早くにやるべきだった」等、賛同するものもありますが、多くは、公共施設を再編・統合することについての不安やとまどい、存続してほしいとの切実なものです。
 市では意見の取り扱いについて、「計画に反映させるもの―1件」「計画に反映できないが、今後の参考とするもの―33件」「その他の要望や意見など―11件」としており、ほとんどが「今後の参考」となっています。
 公共施設は、その施設そのものの目的はもちろん、防災拠点や地域の交流の場として、様々な役割を担っています。
 今後、実際に施設ごとの「個別計画」が作られていくことになりますが、市自身が示す通り「地域住民や施設利用者等の意見等を踏まえて進めていく」ことが重要です。

「再編計画」に寄せられたパブリックコメントより(一部抜粋)

◆公民館は、住民に身近な交流施設として、様々なサークル活動に利用されている。水富公民館の広瀬公民館への統合では、根岸・笹井 地域の方々が広瀬公民館を利用するのは困難となる。水富小学校への統合なども含め、存続方向をお願いしたい。

◆狭山台図書館の中央図書館への集約方向が取られているが、小中学校の図書室の活用では、総合的な収蔵・展示機能が保たれず、学校の保安の観点からも、有効な活用が難しいと思う。狭山台図書館の存続が必要と考える。

◆狭山台の体育館の、市民総合体育館への機能集約がうたわれているが、現在でも両体育館の利用率は高く、集約化ではスポーツ需要に追い付かない。狭山台の存続が必要だ。

◆公共施設を必要性の観点から見直すこと自体に異を唱えているのではありません。見直しした結果、引き続き維持する、縮小して維持する。廃止するという見直しの基準が示されず、結論が廃止なら見直しの意味合いはどこにあるのでしょうか。

◆サピオ稲荷山を健康増進施設として、機能を存続させたとしても料金体系など利用条件が買収企業の判断で変更されれば、市民の利用 は大きく制約され、気軽に利用できる健康増進施設の機能・役割は 果たせないということです。市が市民の健康増進施設機能として位置付けるならば、誰でも、気軽に、何時でも利用できる現行の管理形態〜市が管理する施設(運営の外部委託は可)として存続して下さい。この事は、存続を求める3068筆の署名(3月14日現在)の思いです。
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