猪股嘉直議員 一般質問で主張
ＮＨＫ受信料補助の廃止は不当
日本共産党の猪股嘉直議員は、３月議会、防衛省の「ＮＨＫ放送受信料助成制度の見直し」について取り上げました。受信料助成制度は、自衛隊基地や民間飛行場等の隣接地域で、飛行機騒音のためテレビの音が聞こえないので助成するもの。
当初はＮＨＫが行っていた事業を１９６４年から防衛省の事業として継続してきました。ところが、会計検査院が、「防音工事も進んでいて、これまでの事業を継続することは問題だ」と指摘したことをきっかけに助成制度を廃止する事になりました。
猪股議員は、防音工事が進んでいても、「飛行機騒音でテレビの音が聞こえない問題が解決したわけではない」という市民の声を元に、「助成制度の廃止は、現実を見ていない」と指摘しました。市として市民の声や要求には応えるべきで、まずは市民の要望に応え、実態調査を行うべきだと主張しました。
市執行部は「市民の声には丁寧に対応する」と答弁しましたが、市として実態調査を行う事には同意しませんでした。
引き続き声をあげ、議会でも取り上げていくことが必要です。
