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市民要求実現狭山地域総行動実行委主催
憲法学習会に80人集まる
「主権者がだれか」と問いかける竪弁護士
「主権者がだれか」と問いかける竪弁護士
市民要求実現狭山地域総行動実行委員会は4月8日、入曽公民館で「憲法学習会」を開催し、80人の市民が集まりました。

「改憲」無反応に危機感

 講師は憲法の大切さを広めている竪十萌子弁護士(埼玉中央法律事務所・大宮)です。
 竪氏は「『憲法をかえてしまおう』という安倍首相や右翼団体などの動きに対し、若いママたちの無反応に危機感を覚えた」として、気軽にお茶を飲みながら憲法の話しができる「憲法カフェ」を100回以上、開催してきました。

憲法は権力者を縛る法律
 竪氏は講演の冒頭で「憲法ってどんな法律?」「憲法は誰を縛っている法律?」「憲法と法律の違いは?」と投げかけ、「憲法は国の最高法規、憲法は権力者を縛るもの、法律は国と国民を縛るもの」と説明。
 具体的な条文として、憲法99条の「憲法尊重擁護義務」を紹介しました。即ち、「天皇や国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、憲法を尊重し擁護する義務を持つ」と。最も憲法を守らなければならない1人が安倍総理です。
 日本国憲法は権力者を縛るものですから、安倍総理にとっては自分を縛るもの。竪氏は「その当事者が憲法をかえたい」と言う事のおかしさに気づいてほしいと述べました。

「自衛隊」と書けば、戦争参加に  
 自衛隊という言葉を憲法に書き加え、アメリカと共に戦争する国にしたい安倍総理。
 国民は災害救助で頑張る自衛隊を評価しています。だから、「書き加えてもいい」という国民がいます。しかし、安保関連法のもとでの自衛隊は米軍と一緒に軍事行動を行う自衛隊です。 現に昨年5月、自衛隊法の「武器等防護」規定に基づき、海上自衛隊による「米艦防護」任務を初めて実施しました。その際、米艦が他国と衝突した場合、自衛隊はまきこまれます。 竪氏は「憲法を守る不断の努力を普段から」と力説し、講演を終えました。
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