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サピオ稲荷山の存続を求める市民らがキックオフ集会を開催
「サピオ稲荷山の存続を求める署名」実施中!

サピオ稲荷山の存続を求め署名活動を行っている市民らが、「サピオ稲荷山の存続を求める会(以下「会」」のキックオフ集会を開催しました。
 会の代表を務める田中正さんが、11月20日、小谷野市長宛に第1次分として661筆の署名を提出した事を報告。
 「駅頭などでも署名を呼び掛けたが、1カ月あまりで多くの署名が集まったことに市民の関心の高さを感じる」と述べました。署名は12月4日時点で1157筆になっています。
 集会では、参加者らがサピオ稲荷山の利用体験を述べました。
◆Yさん(所沢在住)「所沢には公営の室内プールがないためサピオに。障がい者向けの水中ウォーキングや子ども達が遊べる滑り台などもあり素晴らしい」◆Iさん(広瀬在住)「リウマチがひどくなって手術。週に3回、サピオのプールに通うようになり、動かない足が水の中で動くようになった。日大の先生に診てもらうとほめられた」
◆Tさん(入曽在住)「こんな素晴らしい施設をなぜ廃止をするのか。市長が『年間1億の赤字だから閉めると決めた』と言っていたが、経済原則でしかモノを言っていない。必要な施設ならば、どうやって維持するかを考えるのが職員の役目」
◆Tさん(水野在住)「サンパークを週に4〜5日、サンパークが休みの日にサピオに行っている。肝炎を患っているが、通い続ける中で、血流が良くなり、体内温度が上がってきた。市民にとっての利益があるから公共施設として運営されている。1億円かかるからというのは乱暴」
◆Mさん(入間川在住)「障がい者のお子さんを支援している人が『値上げをしてでも、続けてもらいたい』と言っていた。シャワーの施設を換えたばかりだし、まだ十分使える施設」

市民への税金の還元施設

集会には元県議会議員で狭山市議を7期務めた飯島くにお氏も参加し、当時の経緯も交えての発言がありました。
 飯島氏は「サピオの建設時、ごみ処理施設ということで住民から反対運動があった。地元還元施設として、また、焼却炉の余熱を有効利用できるという点で理解を得て、議会でも誰一人反対なく可決できた。ダイヤプランの4市のなかでそうした施設はないし、利用者からの意見も取っていないのではないか。陸上をやっている子が足をくじいたが、サピオを利用して早く復帰する事ができたと聞いた。税金の還元施設であり、市民サービスとして年間24万人が利用している。健康増進に役立ち、医療費削減になっているところを計算に入れていない」と指摘しました。
 集会では「利用者の声をつかんで、市に分からせることが必要」「署名の力は大きい。入曽駅のエレベーター設置の市民運動では1万5千人の署名が力になった」「直接、市議会、各会派の人に会って頂くといいと思う」「今回の署名運動は、公共施設廃止ありきを止めるインパクトになる」などの意見も出されました。
 会では「1万人の署名を目標に、チラシやポスターも作成して旺盛に取り組みたい」としています。
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