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狭山市議会文教厚生委員会 民生委員・児童委員と懇談
民生委員100周年のお知らせパンフレット
民生委員100周年のお知らせパンフレット
 狭山市議会の文教厚生委員会では、10月18日に、市内各地区の民生委員・児童委員の会長さんらと、地域福祉の現状や、民生委員の役割などについての意見交換会を行いました。

各地区で人選に苦慮

 狭山市では現在、約230名の民生委員・児童委員の方々が、市内の各地域で、高齢者や乳幼児のいる世帯の見守りなど、地域福祉に取り組んでいますが、核家族化や社会情勢の変化に伴って、その役割は年々大きくなってきています。
 各地区の会長さんからは「今年は3年に一度の改選期にあたるが、どこでも民生委員の人選に苦慮している」とのお話がありました。
 民生委員・児童委員は、地域の自治会と連携を図りながら活動をしていますが、「自治会によっては会長が毎年変わり、なかなか民生委員の活動に理解が得られない」「そもそも自治会に加入していない世帯も増えており、対応に苦慮している」「地域での連携は大切だと思うが、様々な行事に呼ばれ、負担が大きくなっている」などの意見も出されました。

「民生委員の役割」周知を  
 狭山市民生委員・児童委員協議会の会長を務める堀兼地区の奥冨孝一氏は、「来年は民生委員の制度が始まって100年目。この機会に民生委員の役割を多くの方に知って頂きたい。同時に、その役割がどのようなものなのか、改めて考える時期に来ていると思う」と挨拶。
 文教委員である日本共産党の大沢えみ子議員は「民生委員さんは、昔は地域の世話役として、困った人の手助けをしていた。今は高齢者調査といった市からの委託事業も多くなっている。また、児童虐待、障がい者への対応など、複雑で、対応が難しいケースも増えていると感じる。志のある方に担って頂くのが一番だが、今後、若い人の登用も考えた時には、手当の引き上げなど、処遇改善も必要」と述べました。

つながりを大切に地域福祉を

 民生委員・児童委員の皆さんからは、「はじめは本当に大変だと思うが、皆さん『やって良かった』という感想を持っている。地域での交流、新しいつながりなど、得るものは必ずある。民生委員の制度をもっと知っていただき、地域福祉を進めていきたい」との話がありました。
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