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狭山市・住宅用省エネルギーシステムに補助拡大
太陽光・地中熱等に2000万円
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狭山市はこれまで実施してきた「住宅用太陽光発電システム」(以下「太陽光」と称す)設置への補助制度を引続き行うとともに、さらに予算の枠を2倍の2千万円にして、太陽光以外の住宅用発電システムにも補助を行う計画です。

03年度から補助制度、当初百万


 狭山市は「太陽光が環境負荷の少ない、持続的発展を可能とする社会を構築するとともに、地球温暖化防止に寄与する」との観点から、2003年から太陽光設置補助制度を設け、実施してきました。
 始めた当初は年間100万円の予算額でしたが、09年度には200万円に枠を増やしました。


原発事故後、広森議員(当時)も要請


 2011年3月、東日本大震災が発生。福島第一原発の事故を受けて、自然再生エネルギーへの転換を求める世論が大きくなっていきました。
 当時の狭山市議会で、日本共産党の広森すみ子議員(当時)は、同年6月の一般質問で「今年は補正予算で太陽光への補助で追加予算が提案されているが、来年度からの計画は決まっていない」と指摘し、次年度以降の補助制度の拡充を要請しました。
太陽光発電への市民の要望も強く、狭山市は予算枠を1千万円に拡大して制度を充実させてきました。

太陽光を含む8種のシステムに

 今回はこれまでの太陽光以外に「太陽熱利用システム(自然循環型と強制循環型)」、定置用リチウムイオン蓄電池、地中熱利用システムなど新たに7つのシステムへの補助制度を創設させます。
 補助制度の申請時期など詳細は今後の検討で決定しますので、お問わせは市役所 環境経済部・環境課へ。



住宅用省エネルギーシステムの補助対象と額及び補助要件


★太陽光発電システム(補助額4万円)太陽電池容量が1kW以上10kW未満のもので、電 力会社と電力受給契約を締結していること。
★@太陽熱利用システム=自然循環型=(同 1万円)
★A太陽熱利用システム=強制循環型=(同 2万円)
上記@とAは一般財団法人ベターリビングの優良住宅部品の認定を受 けたものであるこ と。
★定置用リチウムイオン蓄電池(同5万円)蓄電池容量が、1kWh以上で、太陽光発電シ ステム等と接続し、同システムが発電する電力を充放電できること。
★地中熱利用システム(同 10万円)年間エネルギー効率が、3.0以上であること。 
★ガスエンジン給湯器=エコウィル=(同 2万円)10kW未満の小出力発電設備で低位発 熱量基準の総合効率が80%以上であること。
★家庭用燃料電池コージェネレーションシステム=エネファーム=(同5万円)定格運転時 の発電出力が0.5kW以上あり、低位発熱量の総合効率が80%以上で貯湯容量が50ℓ以 上のタンクを有し、燃料電池ユニット部の排熱を蓄えられること。
★電機自動車等充給電システム(同 3万円)電機自動車等から住宅に電力 の供給する機能を有し、国の実施する補助事業の対象となる機器であること。
 <詳細は狭山市環境経済部・環境課にお問い合わせください>



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