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入曽駅のエレベーター 来年度設置へ始動!
バリアフリーが求められていた入曽駅
バリアフリーが求められていた入曽駅
 1月22日に開催された狭山市議会の全員協議会の冒頭に、議長から「入曽駅のエレベーター設置のための補助金について、国から、平成26年度の補正予算で対応する旨の通知があった」ことが報告されました。
 地元住民の切実な願いであった「入曽駅のエレベーター設置」が、来年度の工事に向け、いよいよ具体的に動き始めることになりました。
 西武新宿線入曽駅にはエレベーターがなく、エスカレーターも片側ホームに1基あるのみで、利用者は70段もの階段を上り降りしないと、ホームを行き来することができません。
 地元住民の要望も強く、2011年11月には、地元の住民らで組織する「入曽駅にエレベーター等を設置する会」が結成され、翌年5月には、2万筆を超える署名が西武鉄道に提出されました。

住民と連携し粘り強く運動

 日本共産党は、4年前に行った市民アンケートに「入曽から狭山市駅まで行くのに、いったん新所沢駅に出て、反対ホームに乗り換えてから行く」との切実な声が寄せられたことから、入曽駅のバリアフリー化について、早期の実現を求めて運動を進めてきました。
 地元の「会」の皆さんとも連携しながら、入曽駅の実態調査を実施し、車椅子やベビーカーでの利用が大変危険な状況であることを告発。西武鉄道や国土交通省への要請を行うと同時に、市議会の一般質問で繰り返し取り上げてきました。
 党議員団も、議員間で分担しながら、2012年の12月議会をはじめとして、5回にわたって入曽駅へのエレベーター設置に関する質問を実施。2014年6月議会で、仲川市長から「来年度の設置に向けて尽力する」旨の答弁を引き出しました。
 また、2012年12月議会に提出された「入曽駅にエレベーター等の設置を求める請願」について、紹介議員として採択に尽力し、全会一致で趣旨採択となりました。
 入曽駅については、周辺開発が断念されたことから、駅のバリアフリー化についても遅々として動きが見えない時期がありましたが、日本共産党は、「危険な入曽駅をなんとかしたい」との思いで、地域の皆さんと連携しながら、粘り強く運動を進めてきました。
 こうした中で、昨年12月議会では、市議会の各会派が、全会一致で、国と県に対して「入曽駅にエレベーターを設置するため補助金の適用を求める意見書」を採択。今回、国からの補助金の内示により、来年度設置にむけて、具体的な動きが始まることになりました。
 市の担当者も「早期の着工を目指したい」として、早速2月2日から20日まで、「入曽駅バリアフリー化計画(案)」に対する意見募集(パブリックコメント)を開始しています。 
 計画の決定後、早ければこの夏にも工事が着工される見込みで、秋には地元住民の念願であったエレベーターが完成することになります。市民の粘り強い運動が大きく実りました。
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