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狭山市駅西口駐車場・駐輪場 5年間で1億6000万円の収入見込み
12月議会では多くの施設で指定管理者選定が行われました(1面参照)。
 このうち、狭山市駅西口の駐車場と第一・第二自転車駐車場については新しい事業者が選定されることになりましたが、契約についても、これまでの指定管理者制度とは大きく違う内容となっています。

 「納付」方式での契約

指定管理者制度では、一定の「指定管理料」を事業者に支払い、公の施設の管理運営を民間事業者に担ってもらうというのが一般的な仕組みです。
 しかし、今回の契約では、市が管理料を支払うのではなく、事業者が利用者からの駐車料金で施設の管理運営費をまかない、余剰金を「市に納付する」(赤字になった場合は納付しなくても良いが、市からの補填もない)という仕組みになっています。
 今回指定された事業者からは、毎年約3200万円(5年契約)の納付金の提示があり、5年間での総額は約1億6000万円にものぼります(右図参照)。
 市の収入が増えるという点では良いことですが、裏を返せばそれだけ利用者が負担するということでもあります。

増収分は市民に還元を 

12月議会の本会議の質疑で、党議員団は「収入増となった分は市民に還元すべきではないか」との質疑を行いましたが、具体的な答弁はありませんでした。 この駐車場・駐輪場はこれまでも毎年2000万円もの黒字を出しています。日本共産党議員団では、引き続き、こうした増収分を活用して、公民館利用者や学生などに利用料を減免するよう求めていきます。
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