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狭山市議会・基地対策特別委員会
北関東防衛局&入間基地に要望書
要請を行う基地特委の委員(右側)と北関東防衛局の職員(左側)
要請を行う基地特委の委員(右側)と北関東防衛局の職員(左側)
 狭山市議会の基地対策特別委員会は7月11日に、さいたま市にある防衛省北関東防衛局(午前)と航空自衛隊入間基地(午後)とを訪れ、市民等の意見をもとに作成した要望書を提出しました。

基地対策特別委の全員で

 この要望書の提出は狭山市議会として継続的に実施してきたものですが、この数年は特に基地対策特別委員会の委員全員で訪問し、要望を行うことにしているもので、日本共産党からは猪股嘉直議員が参加しました。
 防衛局と入間基地から、事前に提出されていた要望書への回答が示され、さらにそれに基づき意見交換を行いました。

XCー2機、不具合で配備に遅延

答弁の中で、「XCー2機に不具合があり、今年度末の配備が2年間遅れる」との報告がありました。現時点で入間基地への配備は予算化されていませんが、Cー1機の退役が決定していることから、いずれ配備する計画であることは明らかです。
 「狭山市が基準値を超える航空機騒音の地域の自治会等に支出している見舞金(合計960万円超)に対しての国からの財源措置」と「小中学校の障害防止工事に対する補助率の引き上げ」を求めたことに対しては「困難」との答弁でした。

西武線の掘割化は三位一体でと

西武池袋線の稲荷山公園駅東西部の掘割化の要望に対して、防衛局と基地側は「国と西武鉄道、狭山市の三位一体で行うべき」と答え、「引き続き防衛省に伝えていく」と答えました。

電波障害あれば、実態調査する

 猪股議員は、当局の回答の後に次の3点について要望・質問を行いました。
 まず「要望項目1」について、当局の「電波障害は無いものと認識しているが、あれば実地の調査も行う」との答弁を捉え、「ごく最近電波障害を訴えている方から話を聞いた。突然プツンとテレビの放送が切れると訴えていた。防衛局に実態調査を要請したい」と発言し、当局も「承知した」答えました。

線引き後の住宅も防音工事を!

 また、「要望項目5」に関連して、「騒音の線引きが行われた後に、騒音対策区域に転居してきた方には防音工事が実施されていない。すでに30年も居住している方もいる。これらの住宅にも防音工事を行うべきだ」と指摘し、要求しました。
 当局は「線引きが1983年12月であり、見直しの必要性がある。ただし、見直した場合、飛行機の性能が改善され騒音は少なくなっている可能性もあり、逆に防音対策の必要性が薄れることも有りうる」と述べました。
 最後に「要望項目8」に関連して、「5月末の金曜、土曜の夕方に連絡も無く、飛行が頻回に行われた。17時以降であり、土曜日でもある。きちんと連絡をすべきだ」と指摘し、今後繰り返さないよう求めました。 
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