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猪股嘉直議員・一般質問で質す
石心会病院の一部移転の影響は…
石心会病院の一部が移転する入間川2丁目の用地。左側は市民会館。
石心会病院の一部が移転する入間川2丁目の用地。左側は市民会館。
 日本共産党の猪股嘉直議員は6月の定例議会で、「石心会埼玉病院(以下「石心会病院」と称す)の一部移転」問題を取り上げ、その内容や市民への影響、関連して道路整備等について質しました。

救急外来と入院を強化

 猪股議員の質問に対して担当部長は、「石心会病院は、埼玉県の第6次地域保健医療計画に基づく県の承認により、病床数は349床から450床に増床する。移転先は狭山市民会館の東側(入間川2丁目地内)で、面積は19千u超、建物は地上6階建の免震構造、自家発電装置も完備され、大規模災害時にも病院機能が維持される病院となり、2017年の秋頃の完成を目指している」と答弁しました。
 猪股議員の「医療の内容の特徴はどうか」との質問に対して担当部長は、「移転前と同様に、入院、救急外来に対応し、また放射線治療装置など、がん、心臓、脳に対する最新の医療機器を備える高度医療を提供するとともに、地域の要である救急医療とそれを支える高度医療を提供する病院として埼玉西部地域の急性期医療の中核病院としての役割を果たすものと期待している」と述べました。

道路拡幅等、石心会が実施

 猪股議員は、病院移転のための周辺への影響についても質しました。
 担当部長は、「周辺道路の整備では、市民会館・JAいるま野の交差点から病院予定地までと、病院予定地東側に片側2・5mの歩道を設け、幅員10mにそれぞれ拡幅する」と述べ、道路拡幅のため(工事中の影響も含め)影響を受ける市民会館の駐車場の一部については「代替えの駐車場を確保する。道路も代替え駐車場も石心会病院の責任で行う」と答弁しました。
 猪股議員は救急医療の体制についても質問しました。
 担当部長は「昨年の狭山消防署の救急出場件数は6,901件だったが、石心会病院の救急受け入れは年間1万5千件の受け入れが可能だ。市内の救急体制が強化される」と述べました。

基地の航空機よりも
ドクターヘリが優先


 ドクターヘリについては、「埼玉消防組合から医療機関への要請が昨年は2件、一昨年は9件という状況では出動依頼が少ない」こと、また石心会病院に設置されるヘリポートは「主に大規模災害時の受け入れを想定していることから、騒音被害の影響は少ないと予想する。また、救急救命のために受け入れる場合は、入間基地との連絡の上でドクターヘリの運行を優先させるように合意していると聞いている」と答弁しました。
 猪股議員は、「緊急の医療活動が基地の航空機訓練等によって支障がないように監視活動を行う」と述べていました。

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