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消防広域化から10ヶ月 救急出場が増加の地域も
狭山市消防出初式より
狭山市消防出初式より
 昨年4月に、狭山、入間、所沢、飯能、日高の5市で発足した埼玉西部消防組合。広域消防組合としての業務を行って約10ヶ月が経過しました。
 組合に加盟する5市の日本共産党議員団では、消防広域化後の現状について、2月に行われる消防議会に向けた意見交換会を開催しました。
 消防広域化後、市民から議員団に寄せられている意見としては、「救急車が早く来るようになった」という声がある一方で、「一番近いところから来るというが、踏切や渋滞などが考慮されていない」という声や、「散歩中の河川敷でボヤを見つけて通報したが、受けた職員が地元でなかったらしく、場所を伝えるのに時間がかかった」などの声があります。
 また、職員からも、発足直後に「想像していた以上に異動が多く、戸惑った」との声が上がっていたとのことで、今後の体制のあり方が問われます。

市境の分署で出場が増えている

 また、飯能や入間では、分署によって救急の出場件数が大きく増えているところがあります。 全体件数でも、入間市は広域化前(2012年)が5500件あまりだったのに対して、今年度は6000件と増加していますが、特に市境にある分署では、これまで以上に他市への出場が増えるなど、増加傾向が顕著に現れています。地元議員からは「これまで通りの人員配置で十分なのか検証が必要」との意見が出されました。
 この他、長期的な視点で捉えると、入間や飯能の各分署で建て替えが必要な時期にきているほか、所沢消防本部の改修計画など、構成市全体の整備計画について、具体的にいつごろ、どのような規模で行うのか、その場合の費用分担がどのようになるのかが課題です。

お気づきの点をお知らせ下さい 

 日本共産党からは、所沢の荒川広議員が消防議会議員に選出されています。荒川議員は「2月議会で今後の計画などについて質問を行いたい。引き続き、
市民の皆さんからの情報提供をお願いしたい」と述べています。
 次回の消防議会は2月12日に開催される予定です。消防や救急について、お気づきの点がありましたら、共産党議員団までお寄せください。

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