猪股嘉直議員・一般質問
花見会場のトイレの改善を！
柏原地内芝生広場の公衆トイレ。「汚水で流している」と不評です。
日本共産党の猪股嘉直議員は市議会一般質問で、入間川河川敷の柏原地内芝生広場（太陽パチンコ店南側）にある公衆トイレの問題を取り上げました。
この場所は春の花見シーズンでは多くの花見客が集い、桜の木の下でお弁当やおかずを持参し、ビールやお酒をいただきながら花見をする場所です。
狭山市が、かつてはサッカー場だったところに桜を植え、今では立派に成長し、見事な花見場所になりました。
ところが、この花見会場にある公衆トイレは、汚物を流すのに水道水を使わず、汚水で流すシステムです。
このことを公衆トイレ利用者から伝えられた猪股議員は、実際に確認し、議会質問を行いました。
トイレの流す水は汚れた循環水
猪股議員は、この花見会場にあるトイレのシステムと市内での設置状況などを質しました。
担当部長は「河川敷は移動が可能な形式のトイレしか許可にならない。指摘された柏原のトイレはバクテリアを利用した循環式トイレで、バクテリアを利用した水を循環し、使用しているために便器内を流れる水は茶色く濁ったもの。利用者から『トイレ内が汚れている』、『詰まって使用できない』というクレームもあった。この様式のトイレは他の場所では下奥富運動公園、柏原河川敷公園で使用しているが、そこの利用者からはクレームはない」と答弁しました。
花見の時に汚れた水では興ざめです
猪股議員は「同じトイレ様式でも、花見の会場と運動公園の利用者では気分が違う。運動中に汗をかきながらトイレを利用できてほっとするのと、綺麗な桜を観て、美味しい料理をいただき、お酒を飲み、トイレを利用するのでは状況が違うし、そのとき茶色の水で汚物を流していたらきっと興ざめするでしょう」と指摘し、現在使用中のトイレは変更し、きれいな水が流れるものにして欲しい」と強く要望しました。
県の事業に合わせて検討すると
担当部長は埼玉県が進めている「川のまるごと再生プロジェクト」に合わせて透明な水が流れる簡易式水洗トイレなどを検討すると答弁しました。
広瀬橋の右岸、笹井ダム周辺でも公園計画
猪股議員は今後の河川敷公園の整備にについても質しました。
担当部長は、入間川小学校北側の河川敷（広瀬橋右岸側）と笹井ダム周辺に公園整備の計画がある。入間川小北側の公園ではトイレ設置も計画されていると答弁しました。
