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入曽駅に早急にエレベーターを
入曽駅のエスカレーター前で
入曽駅のエスカレーター前で
伊藤岳氏と共に 現地を調査

日本共産党狭山市委員会と市議団では、西武鉄道交渉に向けて、沿線の要望についての現地調査を行いました。
 西武鉄道に関しては、鉄道路線の廃止などが問題となっており、各地域から存続要望が上がっています。日本共産党では、この問題をはじめ、踏切の拡幅や安全対策など、沿線の各自治体から寄せられた要望をもとに、5月の西武鉄道交渉に向け、日程調整を行っています。
 狭山市内を走る西武新宿線については、入曽駅のバリアフリー化についての強い要望が出されており、党市委員会と市議団では「入曽駅への早期エレベーター設置」を当面の課題として西武鉄道交渉に臨む事とし、4月5日に、党埼玉県国会議員団事務局長の伊藤岳氏(参議院埼玉選挙区予定候補)と共に、入曽駅の現状について現地調査を行いました。 
 
バリアフリーのトイレが完成

 入曽駅は約2万人が乗降する駅にも関わらず、エレベーターがありません。エスカレーターも下り線ホームに1基(昇り)がついているのみで、住民からは「早くバリアフリーにしてほしい」との声があがっています。
 今年に入って、新しく一般用トイレと、オストメイト対応やおむつ替えシートを備えた多機能トイレが設置され、地域の住民からは「次はいよいよエレベーター」と期待の声が寄せられています。

 周辺開発とは切り離して

 入曽駅のバリアフリー化については、市も毎年、西武鉄道に対して要望書を提出しています。 しかし、入曽地域では、東口周辺の土地開発事業が計画されており、西武鉄道は「その状況を見てから対応する」との回答を続けています。
 入曽駅周辺開発の推進は、市の重要課題に挙げられていますが、地権者対応が難航し、昨年、計画の変更が行われました。
 これまでの計画の約半分にあたる、北側部分(約4ヘクタール)を先行して整備する方針が出され、3月31日までに基本構想を示す予定になっていましたが、現時点でもまだ示されていません。
 現在の市の考えでは、手法は「土地区画整理方式」で行うことが基本となる見込みで、事業の完成までには数十年の年月がかかることが予測されます。事業と一体での設置では、いつになるのか分かりません。
 鉄道駅舎のバリアフリー化については、国と鉄道事業者、周辺自治体が3分の1ずつ負担して進めるよう、法が定められています。入曽駅へのエレベーターの設置については、周辺開発とは切り離し、独自に設置を進める必要があります。
 
住民の声 確信を持って西武に

 現地を訪れた伊藤岳氏は、駅構内にある70段もの階段や、新たに設置された多機能トイレなどを視察。その後、バリアフリーを求める住民運動や、入曽駅周辺の開発計画の現状について、地域住民と懇談し、要望を聞き取りました。
 伊藤氏は「駅の造りをみても、エレベーターを設置することができない駅とは思えない。今後の交渉で、確信を持って西武に伝えたい」と述べました。

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