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憲法(第96条)が重大な危機に
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 第二次安倍内閣のもとで、憲法が重大な危機に直面しています。
 改憲勢力のねらいの中心は、戦争や武力行使をしないことを定めた第9条ですが、この背後には日米同盟(日米安保体制)のもとで自衛隊に海外で武力行使をさせようというアメリカの要求があります。彼らは当面、これまで日本政府が認めてこなかった「集団的自衛権行使」にふみこみ、その後、第96条(各議院の三分の二以上の賛成で発議できる)を変えて改憲の発議要件を緩和し、第9条改悪に向かうスケジュールを描いています。
 かつて、小泉内閣が期限を定めた改憲の動きに出たとき、全国に広がった「9条の会」をはじめ、多彩な運動が全国に草の根的に生まれ、改憲を許さない大きな力になったと思います。
 狭山市においても、毎月「9の日」に、入曽駅、狭山市駅、新狭山駅で「さやま9条の会」のビラ配布を続けています。私は、その日の夕方の駅頭宣伝に参加しようと努めています。
 侵略戦争の痛苦の反省から生まれた憲法9条があったからこそ、日本は戦後68年間、戦争によって一人の外国人の命も奪っていません。国民の生存権と文化的生活の明記をはじめ、日本国憲法が定める平和・人権・民主主義の原則は、今も世界で最も先進的なものです。私たちが、この憲法を守り生かしてこそ、国民が願う国づくりが実現し、世界からも信頼される日本になっていくのだと思います。私はこれからも集会や学習会に参加して、機会をみてこの素晴らしい日本国憲法の理念を知人・友人に語っていきたいし、「9条の会」の一人として、できることを続けていこうと思っています。

                  松田 福男(狭山市原水爆禁止協議会事務局長)

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