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基地対策協議会が要望書を作成「地域の声を聞いて欲しい」
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 狭山市基地対策協議会は、7月3日に総会を開き、新年度予算等の審議を行いました。また、北関東防衛局と入間基地に対して提出する要望書の内容について確認しました。

協議会として初めて要望

 狭山市基地対策協議会は、基地に対する対策を協議し、市民の生活安定、福祉の向上を図ることを目的として設置され、市議会議員、自治会、教育、婦人、商工業、農業、労働、青年、知識経験者の各分野から委員が選出されています。
 協議会ではこれまでも騒音測定や見舞金の支給、基地関連の視察などを行ってきましたが、近年、基地周辺の都市化や住民の入れ替わりなどで、基地に対する考え方が多様化してきていることを受け、「周辺地域の生の声を聞いて頂きたい」として、はじめて要望書を提出することになったものです。

]Cー2 地元の意向尊重を 

 要望書では、航空祭開催時における基地周辺の渋滞や、心ない観光客によるゴミのポイ捨てなどが地域で問題となっている事から、基地に対して対応を求めました。
 また、航空機の離発着の際の騒音や振動、消火訓練の在り方についても、周辺住民への影響に配慮するよう求めています。
 このほか、Cー1輸送機については、]Cー2と呼ばれる後継機が配備される見込みとなっていますが、機体がこれまでの1・5倍もあり、騒音や振動、風圧などがどの程度のものなのか、協議会委員の中でも不安の声が上がっています。協議会では今年度、この]Cー2が配備された美保基地の視察を行うことも検討していますが、基地側からはいまだ十分な情報提供がなされていません。
 協議会では、これまでも、委員から「我々は]Cー2の配備を認めたわけではない」との声も上がっており、今回の要望書では「地元住民の意向を尊重した対応を」との文言が盛り込まれました。
 このほか、防音工事への対応、商工業者への対応など9項目の具体的要望に加え、より一層の周辺整備に協力願いたいこと、これらの要望について文書で回答を求めるとの項目を加えた、計11項目について、北関東防衛局と入間基地司令に提出することになりました。
 
基地への要望をお寄せ下さい

 事務局では「具体的な要望日時は未定」としながらも、7〜9月中には要望を行いたいとの考えを明らかにしています。
また、来年度以降も継続して要望活動を行っていく予定で、引き続き、国(北関東防衛局)や入間基地に対する要望事項があれば、事務局まで提出してほしいとの要請がありました。
 この要望事項については、基本的に基地対策協議会委員が事務局に提出することになっています。委員として協議会に参加している日本共産党の大沢えみ子議員は「秋には要望を出したいと考えています。基地に対するご要望がありましたらぜひお知らせ下さい」と語っています。
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