狭山市平和行進に１５０人
狭山市長メッセージ・塩川議員が挨拶
「核兵器なくせ！」「原発ゼロに！」と訴えて行進する参加者たち。左から２人目は塩川衆議院議員。
狭山市原水爆禁止協議会（鶴見隆 会長）は７月１日に２０１２年の平和行進を行いました。
原水爆禁止国民平和大行進は、１９５８年以来、半世紀以上にわたって「核戦争阻止」「核兵器全面禁止・廃絶」「被爆者援護連帯」を掲げて毎年とりくまれてきました。
今年も５月６日の東京・夢の島と北海道・礼文島を皮切りに、全国11の幹線コースで行進が行われています。
狭山と新座から全県内を
埼玉県内の行進は、７月１日に東コース（新座市からスタート）と西コース（狭山市からスタート）にわかれ、県内の全市町村を22日までにくまなく周り、東京の行進と合流します。
狭山市駅前市民広場ではじめて
今年の「平和行進出発集会」は新しく完成した、狭山市駅前の市民広場で行われ、早朝から市民や民主団体、労働組合の方々など、１５０人を超える人々で一杯になりました。
狭山市長も「平和の実現を切に願う」とのメッセージを寄せ、総合政策部長が代読されました。
塩川衆院議員、「紛争は平和的に解決を！」と
集会に参加した日本共産党の塩川鉄也衆議院議員は挨拶で、「軍事力で脅して利益を守ろうとする核抑止力論は時代遅れになりつつある。地域に平和共同体をつくり、紛争を平和的に解決する取り組みが進んでいる。日本は、アメリカと一緒に他国に軍事的圧力を与えるやり方を改めるべきだ」と語りました。
オスプレイも注視する
猪股嘉直市議は共産党議員団を代表して、「アメリカが配備を通告してきたオスプレイは、現在のところ狭山市を航路にはしていないが、米海軍厚木基地（神奈川県）など他の米軍基地への派遣もあり得るとされている。狭山市にも入間基地があり、厚木は決して遠い地域ではない。注視していく」と述べました。
集会では「核兵器全面禁止の声 さらに大きく」のアピールを採択し、狭山市駅西口から、狭山市中央のマルエツまで行進し、市民に平和と原発ゼロの実現を呼びかけました。
