狭山市議会・第２回定例会
条例の一部改正など１０議案
狭山市議会の２０１２年第２回定例会は６月５日に開会し、条例の一部改正議案７件など、全体で10の議案が市長から提出されました。
一般質問に18議員
今議会は一般質問者も18人で、会期は22日までの18日間です。
提出された議案の内容は、「住民基本台帳法」の改正と「外国人登録法」が廃止されることに伴って、「狭山市印鑑条例」「狭山市事務手数料条例」「敬老祝金支給条例」の条例の一部改正と「埼玉県後期高齢者医療広域連合規約」の変更議案で４件です。
「市税条例」の一部改正は、「年金所得者の寡婦（寡夫）控除にかかる申告手続きの簡素化」（年金保険者に申告することで市への手続きが不要になる）や「退職所得にかかる個人市民税の税額控除の廃止」等、３つの改正点を含むものです。
「市営住宅条例」の一部改正は入居資格者の年齢要件の経過措置の規定を定めるものです。
智光山公園内施設、
「利用料金制へ」の議案
「都市公園条例」の一部改正は智光山公園内にあるテニスコート、シャワー室、こども動物園、都市緑化植物園の入場料、使用料を利用料金制度（指定管理者の収入とし、指定管理料と相殺する）に変更するための議案です。
一般会計の補正予算は入曽地域に造る民間の保育所に対する補助金支出や、市役所の総合窓口対応システム構築の事業費、緊急雇用対策費の支出等が含まれています。
広瀬小に冷暖房設置
あと９校、15年度まで
契約案件が１件あり、広瀬小学校の除湿温度保持工事（冷暖房設置工事）の契約が内容です。
狭山市には現在25の小中学校がありますが、広瀬小学校の冷暖房設置は16校目になります。日本共産党の猪股嘉直市議は、広瀬小の上空を、自衛隊入間基地で離発着する自衛隊機が頻繁に飛んでおり、「一刻も早い冷暖房設備の設置を」と求め続けてきました。
尚、残された９校の冷暖房設置は、２０１５年度末には完了する予定ですが、日本共産党議員団は「引き続き早期の実現を求める」と述べています。
これらの議案は、13日からの総務経済、文教厚生、建設環境の３常任委員会に付託され、審査をし、最終日22日に採決される予定です。
市 長 提 出 議 案
★条例の一部改正 （印鑑条例、市税条例、事務手数料条例、敬老祝金支 給給条例、 市営住宅条例、都市公園 条例、火災予防条例）７件
★規約の変更 （埼玉県後期高齢者医療広域連合）１件
★一般会計補正予算
★契約案件 （広瀬小学校除湿温度保持工事＝機械設備＝請負契約）１件
