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広森すみ子議員の一般質問「学校等での事故・ケガ 窓口負担をなくして」
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 狭山市では子育て支援策として、中学3年生まで医療費の無料化が実現し、窓口払いもありません。
 ところが、学校での事故やけが等の際、医療機関で治療を受け、日本スポーツ振興センターの災害共済を使う場合は、保護者が医療費の一部負担金を支払わなければなりません。
 日本共産党の広森すみ子議員は3月議会の一般質問でこの問題を取り上げ、窓口払いの廃止を訴えました。

 医療費負担29万円にも

 学校等で事故やケガを負った場合は、日本スポーツ振興センターから災害共済給付として、治療費や見舞金が支給されます(この掛け金は保護者と市が負担しています)。
 2010年度の給付実績は1906件、11年度は1月支給分までで1166件の給付がありましたが、保護者は医療機関でいったん費用を立て替えることになり、骨折で入院したケースで、29万円を超える負担があったことが明らかになりました。
 広森議員は「少しでも保護者負担を軽減しようと無料化を実現したのに、学校でケガをしたら窓口負担が生じるのは矛盾している。災害共済給付の対象となるケガなどの時も医療費の窓口払いをなくしてほしい」と保護者や学校関係者の声を代弁して現状を訴えました。

 内部処理で無料化実現を

 教育長は「子ども医療費は、災害共済のように他の制度で支払われる場合は除くことになっているので、窓口払いをなくすことは難しい」と答弁。
 再質問にたった広森議員は「給付金の申請は教育委員会が行なうことになっている。教育委員会と子ども医療費担当部との間で内部処理をすることで窓口払いをなくす事は可能。実施している自治体もある」と指摘。市に検討を約束させました。
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