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大沢えみ子議員の一般質問 住民の要望を基地へ伝えて
C1輸送機の視察
C1輸送機の視察
日本共産党の大沢えみ子議員は、3月議会の一般質問で基地対策について取り上げました。
 
 航空自衛隊入間基地には、各種の航空機が配備されていますが、このうちC1輸送機について、1973年の導入から40年が経過するなかで、後継機として]C2と呼ばれる新たな機種の開発が行われています。
 C1と比べて1・5倍という大型の機種になること、海外での活動を想定した航続距離をもつ機体であることが分かっており、大型化による騒音や風圧がどの程度のものなのか、周辺への影響としてはどのような事が考えられるのかなど、住民からの不安の声も寄せられています。

基地の機能強化は認められない

 大沢議員は、2月14日に入間基地主催でXC2の視察が行われたことを受けて「市民に情報開示を」と求めました。
 市長は「当日は天候不良のため、実際に飛行しているところは見る事ができなかったが、騒音は軽減されると聞いている。引き続き情報収集に努める」と答えました。
 大沢議員は、XC2が海外での活動を想定していることについて、「米軍が行う軍事行動の後方支援になることが懸念されている。戦争協力となりかねない、基地の機能強化は、狭山市民にとっても大きな影響がある。こうしたことについては毅然とした態度で臨んでほしい」と要望しました。

 地デジ対策・消火訓練

 昨年は、地上デジタル放送への切り替えにあたり、ケーブルテレビや光通信などへの切り替えについて、防衛省からの補助金が支出されました。
 しかし、対象が3月14日以降に対応した方のみで、ほとんどの方がすでに自費で切り替えを行っていたことから、実際には4億円の予算のうち、1割程度しか利用されませんでした。
 大沢議員は「何らかの形で市民に還元されるよう、国へ強く働きかけを」と要求。
 市は「対象地域の自治会には、市の予算で受信障害の見舞金を支出したいと考えている。本来は国が負担すべきものと考えており、今後も要望していきたい」と述べました。
 大沢議員はこのほか、基地が行う消火訓練時の黒煙について、市民から改善要望が出されていることや、かねてから懸案となっている稲荷山公園周辺の踏切の掘割化(線路を掘り下げ、上部を車や人が通行できるようにする)について取り上げました。
 市は「消火訓練に使用しているのは灯油と聞いている。黒煙の出ないものへ取り換えてもらうよう要望している」と答え、稲荷山公園周辺の踏切掘割化と併せて、引き続き要望していく旨を答弁しました。
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