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狭山市議会第3回定例会 2010年度決算審議始まる
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 狭山市議会第3回定例会は、8月31日に開会し、昨年度の決算をはじめ、26議案の審議を行っています。9月2日には決算のうち一般会計の歳入に対する質疑が行われました。
 2010年度の狭山市一般会計決算は、歳入総額は約480億円、歳出総額が約446億円で、翌年へ繰り越す財源を差し引いた実質収支額で約31億5千万円の黒字となりました。
 
市民所得 10年間で2割減

 個人市民税について、日本共産党議員団が質したところ、狭山市民(勤労者)の所得水準は、10年前と比較して一人当たり約83万円もの減収となっていることが明らかになりました。
 一方、法人税は以前の税額には及ばないものの、製造業の一部で回復の兆しをみせており、前年度対比1・8倍の約21億円の税収となりました。
 この年度は、党議員団がかねてから主張してきた法人市民税の不均一課税(資本金10億円以上の大企業に制限税率を適用する)が本格実施されました。

基地交付金 3分の1だけ

 市内に広大な面積を保有し、市民生活にも大きな影響を与える基地。国有提供施設等所在市町村助成交付金(基地交付金)については、少なくとも固定資産税に相当する金額が交付されるべきです。しかし、10年度の交付金は約6億7千万円で、固定資産税相当額(27億4200万円)と比べて20億7千万円も少ない金額です。引き続き国への要望を強める必要があります。

市駅西口の駐車場・駐輪場 約6600万円の収入

 この年の3月には狭山市駅西口の1街区のまちびらきが行われ、駐車場・駐輪場がオープンしました。
 狭山市駅西口駐車場の使用料は、約3400万円。自転車駐輪場は約3200万円で、あわせて約6600万円の収入となりました。
 この2施設は指定管理者が管理していますが、指定管理料は2施設で年間約3800万円です。取得費用の償還金(当該年度約840万円)を差し引いても、大幅な黒字決算です。
 日本共産党議員団は「この分は、利用料金の引き下げや、学生への減免などに充当すべき」と主張しました。

産業労働センター利用料91万円

 同じく狭山市駅西口にオープンした産業労働センターは、指定管理者として商工会議所が特命(公募ではなく市が指名する方法)で指定されており、その指定管理料は年間約3800万円です。
しかし、年間利用率は約34%、料金収入はわずか91万円でした。指定の方法、管理運営の在り方が問われます。
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