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大沢えみ子議員の一般質問【介護保険】
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介護保険サービスの充実を

日本共産党の大沢えみ子議員は、9月議会の一般質問で、来年改定を迎える介護保険制度について質問しました。
 2012年は介護保険第5期計画のスタートと保険料の改定時期にあたります。
 国でも法改定が行われ、住み慣れた地域で介護を受けるための「24時間対応の地域ケアシステム」や「高齢者の住まいの確保」がうたわれる一方で、介護予防、家事援助といったサービスが介護保険対象から外される動きもあります。
 大沢議員は「今回の制度改定で市町村の裁量が大きくなり、自治体の姿勢によってサービスに差が出る可能性がある。狭山市としての責任をどう考えるか」と質し、仲川市長は「自助、互助、共助の連携を基本としながらも、『公助』の役割が一程度求められる」として、引き続き在宅・施設サービスの充実を図っていく方針を示しました。

特養ホームの待機者512人

 大沢議員は市内の特養ホームの待機者について質したところ、昨年より61人増えて512人(狭山市民・実人数)になっていることが明らかになりました。 大沢議員は「在宅ケアも必要だが、施設整備も引き続き、計画を立てて整備を」と要望しました。

介護従事者の処遇改善

 介護現場の人手不足、待遇改善のため、09年の介護報酬改定ではじめて3%の報酬上乗せが実施されました。
 大沢議員は当時の一般質問で狭山市内の現状調査を提案しており、今回、その結果について質しました。
 市内82事業者中、37事業者からの回答が寄せられ、平均すると居宅事業所で7890円、施設で4509円の上昇となっていることが明らかとなりました。

 基金残高 5億4千万円

 来年は介護保険料の改定も行われます。今年度末の介護保険準備基金の残高は約5億4千万円となる見込みで、市ではこの大半を取り崩して保険料軽減に充てるとしています。額としては「4期と同程度(363円)の軽減が見込める」と答弁がありました。
 大沢議員は「全国的には保険料が基準額で5千円を超えるとの報道もある。基金取り崩しはもちろん、高所得者階層の区分を新たに設ける事や、予防給付相当分(事業費の3%、約2億円)を一般会計から繰り入れる事などを検討し、保険料の上昇をおさえる手だてを」と要望しました。

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