狭山市が2度目の放射線測定
学校・幼稚園・保育所など「日常生活に支障ない」と
狭山市は幼児及び児童生徒が通う全ての公立幼稚園、公立小・中学校、公立保育所と2つの学童保育室(狭山台学童と富士見学童)の40ヶ所で空間放射線量を測定し、狭山市議会に報告しました。
放射線量測定の結果は狭山市の公式ホームページで見ることが出来ます。
測定は8月16日から24日に
学校など40ヶ所の空間放射線測定は8月18日から24日にかけて行い、日常生活に支障のない測定値でした。
市で購入した測定器で
各施設は庭(校庭、園庭)と、今回新たに砂場での測定を行い、それぞれ、庭は高さ5pと50p、砂場は高さ5pで、合計3ヶ所で実施しました。
今回の測定は6月に続いて2回目の測定です。狭山市として、測定器具を2個購入し、実施したものです。
いくつかの場所では数値が増えている所もありますが、傾向として6月よりも若干、数値が減少しているところが目立ちます。
年間1mSvは下回る
狭山市は測定値の評価として「測定値を基に年間換算値を算出したところ、国際放射線防護委員会による一般の人の平常時の放射線量の限度(自然放射線等を除く)である年間1mSvを下回っていました」「今回の測定値は、最近、県内他自治体で公表している値と同程度でした」とコメントしています。
放射線測定結果の概要
★狭山市立幼稚園(5園)
園庭と砂場の平均値の年間換算値
0.315〜0.678mSv/年
★狭山市立小学校(15校)
校庭と砂場の平均値の年間換算値
0.268〜0.494mSv/年
★狭山市立中学校(10校)
校庭と砂場の平均値の年間換算値
0.284〜0.531mSv/年
★狭山市立保育所(8所)
園庭と砂場の平均値の年間換算値
0.268〜0.610mSv/年
★狭山市立学童保育室(2所)
園庭と砂場の平均値の年間換算値
0.315〜0.394mSv/年
※年間換算値を簡易方式で算出した 結果、国際放射線防御委員会によ る一般の人の 平常時の放射 線量の限度で ある年間1m Svを下回る 結果でした。