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狭山市国民健康保険 保険税の値上げを「見送り」
8月22日に開かれた狭山市議会の全員協議会で、担当部長は、今年度予定していた国民健康保険税の税率改定を「見送る」と報告しました。
 狭山市国民健康保険(国保)は、団塊の世代の退職による加入、非正規労働者など社会保険のない方々の加入などで、年々加入世帯が増えてきており、それに伴って会計規模も大きくなっています。
 狭山市ではこれまでも一般会計から国保会計への繰り入れを行って保険料の抑制を行ってきましたが、一方で、「行財政改革」の名のもとに、税率の見直しを2年に一度、実施してきています。
 最近では2006年と2008年に連続して保険税率の引き上げが行われ、市民に大きな負担増となりました。
 日本共産党は、国保税が高すぎて、払いたくても払えない実態があることを議会で繰り返し取り上げ、減免制度の充実や制度の周知に尽力してきました。
 2010年の見直しの際には、当時、国保運営協議会で「値上げ」の方向が出されていましたが、長引く不況で市民の暮らしが厳しさを増しており、市議会でも「これ以上の値上げは受け入れられない」とする意見が多数出され、結局、議案の上程が見送られました。
 担当部長は「国保の決算の状況を見て、今回は改訂を行わず、現状の税率でいく事とした」と説明。議会全員協議会室では、集まった議員らから口々に「良かった」「前回に引き続き値上げ無しだ」との声が上がりました。

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