狭山茶の放射線物質、基準以下=埼玉県が調査結果を報告=
埼玉県は狭山茶の二番茶への放射線物質検査を行い、その結果を報告しました。
その内容が、狭山市環境経済部農業振興課を通じて、市議会にも報告がありました。
今回は食品の暫定基準以下
調査は、7月11日に生茶葉、13日に飲用葉、14日に荒葉についてそれぞれ行ない、狭山市、所沢市と入間市の2ヶ所(A地域とB地域)、合計4ヶ所で実施しました。
結果は、各箇所とも生葉茶、荒葉、飲用葉を調査し、今回の調査では全て、食品の暫定基準以下となりました。
結果の概要を見ると、生葉茶では3市、4ヶ所とも放射性ヨウ素は検出されず、放射性セシウムは入間市Aの41.6ベクレルから狭山市の50.4ベクレルの範囲内でした(食品暫定規制値は500ベクレル)。
飲用葉でも4ヶ所とも放射性ヨウ素は検出されず、放射性セシウムは入間市はA、B地域とも検出されず、所沢市が2.4ベクレル、狭山市が3.2ベクレル(飲料水暫定規制値は放射性ヨウ素は300ベクレル、200ベクレル)でした。
荒葉は、やはり4ヶ所とも放射性ヨウ素は検出されず、放射性セシウムは入間市Bの58.7ベクレルから狭山市の105.4ベクレルの範囲内でした(食品暫定規制値は500ベクレル)。