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大沢えみ子議員の一般質問「茶の花号の運行改善を」
市内循環バス茶の花号
市内循環バス茶の花号
 日本共産党の大沢えみ子議員は、12月議会の一般質問で、市内循環バス「茶の花号」を取り上げました。
 「茶の花号」は、98年の運行以来、高齢者・障害者をはじめ、市民生活の足として利用されています。
路線バスの通っていない地域の方々や、老人福祉センターを利用する高齢者などから大変喜ばれる一方、隔日運行のため、「利用しにくい」との声も上がっていました。
 市では見直し作業をすすめており、このたび4月からの改定案が示されました。
 しかし、今回の改定案では、狭山台地区など、路線バスの運行している地域は基本的に茶の花号は走らないことになりました。また、「各駅を中心としたコンパクトなコース」としたため、市内各地から狭山市駅方面へのルートが無くなってしまい、住民から戸惑いの声が聞かれています。
大沢議員は「運行ルートについては地域住民の声を十分に反映してほしい。また、どうしても通らなくなってしまう場所については、路線バスでも特別乗車証が使えるよう、西武バスと交渉をするように」と主張しました。

 「実現」に向けた検討を  
 運行ルートの改定にあわせて、これまで70歳以上の高齢者や障害者に出されていた、特別乗車証(無料パス)を、1回100円へと有料化する方針も出されました。
 そもそも茶の花号は、高齢者に支給されていた敬老祝い金を、毎年支給から、節目支給へと改定した際、その代替措置として、高齢者福祉の増進のためにと導入された経緯があります。
 1回100円とはいえ、行き帰りでは200円、週3日で600円、月にすると2400円。これは十万円前後で生活している高齢者にとっては大変重たい負担となります。
 大沢議員は「なぜ有料化を行うのか。福祉部局とどのような議論を行い、どのような角度から検討されたのか」と質しましたが、十分な答えは返ってきませんでした。
 大沢議員は、「高齢者の社会参加促進のためにも、無料パスは継続すべき。せめて、乗り換え切符や一日切符の発行、西武バスでも利用できるようにするなどの措置を講ずることが必要」と述べました。
担当部長は「西武バスとの交渉では『今のワンマン方式では難しい』と言われている。一日切符などは検討していきたい」と答弁。大沢議員は「相手から『難しい』と言われて諦めるのではなく、補償も含めて『どうやったら実現できるのか』という検討をすべきではないか」と主張しました。
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