5月16日臨時議会での賛成討論
議席3番 はぎわら陽子です。
日本共産党を代表して、教育3法「改正」案の廃案を求める意見書に対し、賛成の立場から討論を行います。
今国会に提出されている教育3法案改正案ですが、まず学校教育法の改正については、学校に副校長・主幹教諭・指導教諭と言うポストを新設し、学校ごとに一般教諭を指導監督する仕組みを幾重にも作ることによって、教員同士の協力関係を上下関係に変えてしまう恐れがあります。
また教育職員免許法の改正案では、10年毎の更新性を導入することにしていますが、校長の意に副わない教員を排除することになり、教員を萎縮させることになります。萎縮した教員から子どもたちはのびのびとした教育を受けることはできません。
さらに地方教育行政法改正案は、文部科学省から教育委員会への権限に、新たに指示権が規定されました。
これは教育の地方自治に反し、国による関与や指示の権限を強化することにつながります。
これら3つの改正法案が組み合わされることによって、学校に管理と統制が強まり、教員の自由が死んでしまったら子どもたちの瞳も輝きを失うでしょう。
教育3法「改正」案のいづれも子どもたちの教育にとって望ましいとは考えられませんので廃案にすべきとかんがえ、意見書に賛成いたします。
以上で賛成討論を終わります。
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