すみ靖子・青柳しんじ生活相談所活動から
「自己責任」のシバリを解く
相談を受け、もっと早く、気楽に声をかけてくれたらよかったのにと思うことがあります。せっぱ詰って、ギリギリになってからの相談です。 生活費に充てるために借りた金を10年近く返済し続けている年金暮らしの方がいました。元気がない様子を心配した家族が問い詰め、サラ金からの借金とわかりました。過払いと思われるので、取り返すことにしました。
「過労死は自己責任」の暴言は世間を驚かせました。しかし、「自己責任論」は巷に溢れています。政治の責任を放棄し、国民に責任を押し付ける手段で、「弱肉強食」の政治を合理化する役割を果たしています。このことばが、「生活相談所」に向かわせる足にブレーキをかけています。
相談活動の大事な活動の一つが「自己責任」からのしばりを解きほぐすことです。
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