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小学校の道徳教科書、光村図書に決まる(8/17)

 8月17日(木)小平市教育委員会が開かれ、去る7月31日の委員会で、光村図書、教育出版社、東京書籍の3社に絞られた小学校の道徳教科書の最終的な採択が行われました。結果は、光村図書に。結果として、子どもの教科書を考える市民団体から強い懸念が示されていた教育出版社にはならなかったのでほっとしました。懸念の中身は①国旗国歌の取り扱いが他社に比べて異常に大きく取り上げている ②安倍首相の写真をあえて載せている ③安倍首相の肝いりで設置された日本教育再生機構の道徳教育の中心メンバーが監修・編集執筆者に名を連ねている。などです。
 そもそも道徳を教科にすることはどうなのか、教科化するということは評価が伴うわけで、どのように評価するのか、心配は尽きません。
 約40名の市民が審議を見守りました。市議団からは木村まゆみが傍聴しました。
 各教育委員は、子どもの学び、教師の教えのためにどの教科書が一番良いか、真剣かつ深く研究された発言と受け止めました。しかし、合議の在り方に課題を感じたのは、私だけでしょうか。(木村まゆみ)