議員の活動

被災地のいま① 「浪江町」…佐伯議員リポート

(時間は止まった…。津波で陸に上がった船…)
(時間は止まった…。津波で陸に上がった船…)
 佐伯由恵議員は、参院選が終わった7月25日、双葉町民の一時立ち入りに同行しました。被災地の波江町・双葉町・大熊町のいまを伝えます。
 
午前5時半に旧騎西高校を出発。毛萱・波倉スクリーニング場で、防護服や線量計を渡され身支度をして国道6号を北上。走行中、双葉町民が持参した放射線測定器は、線量が高いためブザーが鳴り止みません。
 
 まず、向かったのは浪江町請戸(うけど)です。建物は津波ですべて流され、あちこちにがれきの山。多数の船と車は流されたまま放置され、周囲の雑草は一年前に来たときよりも生い茂り、いっそう荒れ果てていました。

大津波で墓石はすべて流され、被災者は倒れた石の間に立って、わが家のお墓に手を合わせました。慰霊塔のそばには、一年前にはなかったひまわりが並んで咲いていました。きっと誰かが犠牲者を悼み、少しでも放射線量を下げるために植えたのでしょう。
 
(先月25日…津波で陸に上がった船、壊れたお墓…)
(先月25日…津波で陸に上がった船、壊れたお墓…)
 2011.3.11、あの日、倒壊した家の下で、車の中で、多くの方が助けを求めていました。暗く寒い夜を必死に耐え、そして夜が明けました。

待ちに待った、消防隊が救助に駆けつけたとき、原発事故による避難命令が出ました。

「立ち去るしかなかった」…救助隊の無念な思いは図りしれません。

命の灯が絶える最期まで声を振り絞って、救いを求め続けた犠牲者の悲しみは、想像をはるかに超えています。「原発さえなかったら」 …お墓の前でみんなは手を合わせました。
2013/08/05

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