議会だより

大越農集 いったいだれのための事業か 佐伯由恵議員

シラサギ 中旬
シラサギ 中旬
 9月市議会最終日(今月2日)の本会議で、佐伯由恵議員は産業建設常任委員会に付託された7議案のうち以下の5議案について、党議員団を代表して討論を行いました。

 ◆2016年度決算
  ①農業集落排水事業会計
  ②野中土地区画整理事業会計
  ③栗橋駅西(大利根地域)土地区画整理事業会計
  ④水道事業会計
  ⑤下水事業会計

 5議案のうち、これまで土地区画整理事業及び水道・下水道事業について報告してきました。今回は、農業集落排水事業について討論の内容を報告します。




 2016年度農業集落排水事業特別会計決算について、意見を述べます。

 この事業の目的は、農村地域におけるし尿、生活雑排水などの汚水等を適切に処理し、生活環境の向上を図るものです。現在、市内の処理区は16ヶ所で、新たな施設の整備は行わず、加入促進と施設の維持管理を行っています。

 決算年度の決算額は約73億円で、16処理区のうち15処理区は市が維持管理し、大越処理区はPFIを導入し、特別目的会社SPCに委託しています。決算年度は、委託料として3,483万円を支払っています。

 ところがこのうちの246万円はSPCの純利益で、年度末繰越利益余剰金は3,500万円に上っています。これはすべて市民の税金です。

 一方、この一年間の接続戸数はわずか5戸で、加入率は64.5%。全処理区の平均加入率73.6%と比較して、約10ポイントも下回っています。これではいったい誰のための事業だったのか、きびしく問われなければなりません。

 そもそも大越PFI農集の事業費は、合併浄化槽と比較して17倍も高く、当初から不要不急の事業あったことは明白です。

 よって、本案に反対するものです。

2017/10/31



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