議会だより

決算特委5日目 市民の利益第一で締め括り質疑

ソバ 芋茎
ソバ 芋茎
 27日は、決算特別委員会第5日目・最終日「総括質疑」でした。部長16人、渡邉義昭教育長、角田守良副市長、大橋良一市長が出席して委員の質疑に対応しました。
 共産党議員団の小坂徳蔵委員は、くらし・福祉・教育優先、市民の利益第一で担当部長に質疑。さらに、重要な問題は教育長、副市長、そして市長に締め括りの質疑を行いました。午後10時30分まで審査が続きました。こうして、5日間にわたった決算審査をすべて終了しました。

 小坂委員が総括質疑で取り上げたのは全部で29項目(26日のHPで紹介)しています。総括質疑で、ゆきとどいた教育について、教育長、市長行った質疑は以下の通りです。




 ◆ゆき届いた教育を

 市内の小・中学校は30校。児童生徒は、小学生5,750人、中学生2,880人の合計8,630人。教師は611人です。
 少子化のもとで5年後の2022年度には小学生は715人減少。特に小学校では、騎西小120人減(37%)、樋遣川小59人減(36%)、田ケ谷小56人減(27%)。また中学校では、騎西中72人減(13%)と推移。
 小坂委員は、学校の児童生徒数は市のまちづくりと密接な関係があることから、中長期的はまちづくりの重要性を強調しました。

 長期欠席の子どもの実態について質疑。2016年度の不登校は小学校で6人、中学校64人。しかし、質疑を通してこの他に、病気による長欠が小学校23人、中学校22人で、原因は精神疾患とその複合となっています。特に深刻なのは、保護者の無理解・無関心(ネグレクト含む)などによる長欠が小学校で21人、中学校64人で、なかには連絡不通の生徒もいます。子どもが置かれている環境が悪化している事実が明らかになりました。

 教師の長時間労働について質疑。学校のカギを閉める「年間平均最終セット時刻」は、最も遅い学校は小学校で夜9時44分、中学校は夜9時35分。小坂委員は、長時間労働を解消するため、①客観的に勤務時間がわかるタイムカードの導入、②管理職による勤務時間の管理の徹底を渡邉教育長に求めました。


◆小中学校の教室にエアコンを

 大橋市長に対し、小・中学校にエアコン設置を求めました。市内30校へのエアコン設置費用は約10億円、設計費用は約5千万円。小坂委員は、来年度の予算編成にあたり、小・中学校にエアコンを設置するための調査費(設計費用)を予算措置するよう提案。さらに、教室の温度が「職場環境規則」の基準(19度以上28度以下)を超えている実態を示し、労働安全衛生法の遵守からエアコン設置は避けて通れない問題を指摘。
 市長は「学校の改修か、エアコン設置か、二者択一の問題ではない」と答弁し、従来のエアコン設置先送りの姿勢を軌道修正しました。小坂委員は「来年度予算の市長査定までは期間があり、よく考え、設計費用を予算化するよう」重ねて求めました。

2017/10/1

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