議会だより

4人の議員団 12項目を質問

蓮 騎西城 1日早朝
蓮 騎西城 1日早朝
 6月市議会が、今日30日に閉会しました。26日は、日本共産党議員団の4人が一般質問を行いました。市民の声や市政の課題など12項目を取り上げました。
 4人の質問の要旨を報告します。




◆市民のいのちと財産を守る避難計画を  及川和子議員

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 北川辺地域は、利根川と渡良瀬川に囲まれた輪中の地です。一旦洪水となると5m〜8mが浸水します。

 北川辺全域の水害を想定した避難訓練で、初めて要援護者が広域避難を行いました。避難者を輸送するバス事業者2社と協定も締結しました。

 及川和子議員は、避難訓練の課題を生かして、要援護者が安全に広域避難できるように、バスの確保など詳細な避難シミュレーションを早期に行うよう求めました。

 大橋市長は、「避難訓練で市民の意識が高まっている。シミュレーションも作っていく」と答弁しました。

 及川議員はこのほかに、高齢者相談センター機能の役割と拡充について質問しました。


◆大利根地域の基幹排水路の整備促進を  松本英子議員  
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 松本英子議員は、大利根地域の住民の願いである、基幹排水路の整備の促進について質問しました。
 大利根地域の基幹排水路は、稲荷木落排水路と十王堀排水路の2つです。この排水路を整備すれば、大利根地域の湛水被害を基本的に解消できます。

 松本英子議員は、①稲荷木落排水路は、今年度の事業費(2億円余)を確保し、5年間で事業を完了させること。②十王堀排水路は、国の補助事業に組み入れ、早期に事業化されるよう、国・県への要望活動を強めるよう市長に提案しました。

 市長は、「稲荷木落排水路について、県に事業の最終年度は確保して頂く。また、十王堀排水路については、事業が着手・進展するよう努力する」と答えました。

 松本議員はこのほかに、公共施設の活用について質問しました。



◆地域に出向き よりきめ細かな保健指導を  佐伯由恵議員

 佐伯由恵議員は、市民のいのちと健康を守るため、保健師等が地域に出向き、よりきめ細かな保健指導を提案しました。

 市が実施した「健康意識調査」の結果では、「健康に気をつけていない」(23.2%)、健診について「どれも受診しなかった」(27.7%)、がん検診について「どれも受診しなかった」61.6%、食生活について「問題があると思う」(53.6%)となっています。また、がん・心筋梗塞・脳卒中の三大疾病で医療費が増加し、死因の要因になっています。

 佐伯議員は、生活習慣を改善し、健康への醸成を図ることの重要性を強調。その上で、保健師等が地域に出向き、生活習慣業予防の保健指導、健診の重要性・普及啓発、食生活改善の栄養指導などきめ細かな取り組みと体制作りを提案しました。

 これに対し大橋市長は、「事業ごとに専門職を投入して地域に当たっていく。市民とともに地域における保健行政を展開していきたい」と答えました。

 佐伯議員はこのほかに、◇高齢者が安心できる介護保険制度、◇総合支所の行政サービス体制、◇市内上空の騒音被害―以上の項目について質問しました。

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◆国保の広域化 法定外繰出しで国保税の軽減を  小坂徳蔵議員

 小坂徳蔵議員は、来年4月から国民健康保険を、埼玉県内63市町村を一つにして運営する国保の広域化によって、国保税が大幅に増税される懸念について質問しました。

 県のシミュレーション(第2回)は、加須市の国保税は1人当たり約3万8,000円、1世帯平均7万6,000円の大増税になる見通しです。

 小坂議員は、「これでは、国保加入者の生活が破綻する」と強調。市長に対し、県当局に対し、国保税大幅引き上げを市町村に強制しないよう申し入れること。さらに、国保加入者の負担を軽減するため、法定外繰入れを、広域化後も継続するよう、強く求めました。

 これに対し大橋市長は、「今まで加須市は、繰入金を相当多額に国保会計に繰り入れている。それをゼロにして行うことは、とてもできる話ではない」と答弁。「国保加入者にとって、納付できる税率を検討していくことが大事なことだ」と答えました。

 小坂議員はこのほかに、◇公立学童保育の待機児童解消、◇マイナンバー漏えい防止、◇「同和」団体との関係―以上の項目について質問しました。

2017/06/30




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