議会だより

党議員団 市民の声14項目を質問

(ハギ・はなさき公園で16日)
(ハギ・はなさき公園で16日)
 9月市議会が開会中です。日本共産党議員団4人の議員は、13日と14日、本会議で市民の声14項目を取り上げて質問しました。以下は、その要旨です。


及川和子議員  水害避難計画を早急に
北川辺地域は利根川と渡良瀬川に囲まれた輪中の地域。万が一、大雨で堤防が決壊すると、濁流によって数メートルまで水没します。

 北川辺地域は、水害時に住民は、騎西地域に広域避難する計画。しかし、一人では避難できない要介護高齢者や障がい者など、要援護者が住んでいます。どのように広域避難させるのか、具体的な計画はこれからです。

 及川議員は、水害時の広域避難をシミュレーションし、避難計画の早急な策定を提案しました。大橋良一市長は、「移送、どこにどのようにするのか、シミュレーションしていない。できるだけ早く計画をつくってまいります」と答えました。

 また、逃げ遅れた住民は、堤防上に作られた避難所に避難する計画です。しかし、防災倉庫の備蓄品と避難者数の想定は不明です。

 また及川議員は、いま工事中の「栄・火打ち沼」避難所に、防災倉庫の設置を提案。市長は、「地域の声をふまえて対応していきたい」と答えました。

 さらに及川議員は、埼玉大橋の歩道整備を提案。市長は、「県に必要な要望をしていきたい」と答弁しました。及川議員は、◇コミュニテイバスの運行改善も質問しました。

(はなさき公園で16日)
(はなさき公園で16日)
松本英子議員  早急に基幹水路整備を
大利根地域は大雨が降ると、住宅地の道路が冠水、農地は湛水…被害が発生します。被害を解消するには、大利根地域で基幹排水路の、「稲荷木落し」と「十王堀」の改修を早期に実施することです。

 「稲荷木落し」の改修工事は、久喜市内の工事が終わり、大利根地域に入ってきました。しかし、当初の計画から大幅に遅れています。十王掘は調査の段階で、国の補助事業を目指しています。

 松本議員が、冠水・湛水被害を解消するため、2つの基幹排水路について、早期改修を求めました。

 大橋市長は稲荷木落しについて、「早期に整備されるように要望していきたい」。十王堀は、「できるだけ(国の)補助事業になるよう要望活動に取り組んでいきたい」と答弁。続けて、「2本の幹線水路は早期に整備していかなければ、と考えます」と答えました。 

 松本議員は、◇福祉避難所の整備、◇訪問入浴サービス改善―も質問しました。


(彼岸花・はなさき公園で16日)
(彼岸花・はなさき公園で16日)
佐伯由恵議員  洗管を実施し きれいな水に
 水道の濁り水(大利根地域)が発生し、工場の製品に損害を与え、市が損害賠償する前代未聞の事案が発生しました。

 市はこの教訓をふまえ、水道管内部に付着するごみを洗浄して除去する、「洗管事業」を計画的に実施することを決定。大利根地域は3年で終了。その後、騎西地域3年、北川辺地域2年で実施する計画を、市議会と市民に約束しました。

 ところが今年3月、水道事業の予算審議で突如、計画の撤回を表明。市長が説明責任を放棄し、「公約違反」に踏み出しました。

 佐伯議員が6月市議会に引き続き、洗管事業の継続を提案。大橋市長は、「騎西地域の洗管計画の前にカメラ調査を行う」と答えざるを得ませんでした。
 佐伯議員は、◇障がい者福祉の推進、◇子どもの貧困対策、◇雇用促進住宅―も質問しています。

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小坂徳蔵議員  保険外し・負担増の介護保険
 介護サービスを利用し、特別養護老人ホームなど施設に入所すると、利用料の他に、高い食費と居住費が自己負担になります。

 低所得者でも入所できるように、収入によって、3つの区分で軽減する「補足給付」の制度があります。

 しかし、国が昨年8月以降、制度を改悪し、配偶者一方が住民税課税、預金1千万円以上保有者を除外しました。加須市は203人を除外。小坂議員は、その結果、年間77万円の負担増になると指摘しました(第2段階で個室の場合)。

 いま厚生労働省が、介護保険の制度改正を審議しています。内容は、①要介護1と2の訪問介護と通所介護を保険から外す―そうなれば市内の要介護者のうち、利用できるのは3割台です。②車いすなど福祉用具貸与は自己負担(利用料を10倍に引き上げ)、③利用料2割負担を拡大、④宅地保有者は補足給付から除外―大改悪です。

 小坂議員は、「補足給付が外され、利用料2割負担になれば、負担増は年間110万円となる」と指摘。これでは、「高齢者は全てを使い果たし、丸裸になってこの世から旅立て」という思想だ、と厳しく批判しました。

 大橋市長は、「介護保険の根幹に関わると思います。加須市の状況を踏まえた意見を申し上げていきたい」と答えました。

 小坂議員は、◇医療政策、◇教師の多忙化解消、◇追認議案の再発防止―も質問しています。小坂とくぞうHP

2016/09/19

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