議会だより

後期医療 高い保険料が大変…及川議員

(モミジ・市民体育館で16日)
(モミジ・市民体育館で16日)
 9月議会最終日(10月2日)本会議で行った、「2014年度、後期高齢者医療決算」に対する及川和子議員の討論の要旨です。




 この医療制度は、年齢75歳以上の人を、それまで加入していた医療保険制度から切り離し、埼玉県で1つの広域連合に組み込む制度となっています。

 決算書によれば、当該決算年度の決算額は、歳入が9億592万円、歳出が9億53万円となっています。対象者は12,305人となっています。

 保険料は2年に1回の改定があり、対象者は増えるばかりですから、保険料も改定の度に引きあがるという大変過酷な制度となっています。決算年度の保険料は52,923円となっています。

 後期高齢者は75歳以上の高齢者ですから、年金収入も少ない低所得者がほとんどです。
そのため国は、保険料の軽減を行っています。決算年度の軽減されている人数は、2割軽減が837人、5割軽減が949人、8・5割軽減が1,953人、9割軽減が4,837人で、合せると8576人となって、何と全体加入者の約7割が軽減されていることになります。

 さらに、保険料を滞納すれば資格証明書につながる短期保険証となります。保険証がなければ医療機関で全額払わなければならなくなり、高齢者は病院に行くことができなくなります。そんなことをしたら即、命にかかわることになってしまいます。

 決算年度は広域連合から短期保険証の対象者13人の名簿が示されました。しかし、市は対話等を通じて短期保険証の発行は行わなかったということです。引き続き、この立場で短期保険証の発行は行わないように求めるものです。

 加入者の7割もの人に対して保険料を軽減しなければならない医療保険制度は、制度設計からすでに破たんしていると言わざるを得ません。
よって、第84号議案に反対します。
2015/11/17

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