議会だより

市民の立場で存在感示す

(コスモス・未来館周辺で12日)
(コスモス・未来館周辺で12日)
 会期32日間の9月市議会は10月2日、補正予算、マイナンバーを導入する条例、2014年度決算など28議案の審議を終えて閉会しました。

 党議員団の小坂徳蔵団長、松本英子議員、及川和子議員、佐伯由恵議員…4人の議員は市民の立場で行政をチェック、市民の声を市政に反映させるために力をつくし、その存在感を発揮しました。

 9月市議会で党議員団は、先ず9月8日、本会議で11議案・29項目について、佐伯由恵議員が2時間、小坂徳蔵議員が2時間30分にわたって質疑を展開。議案に含まれている、基本的な問題を明らかにしました。

 続いて党議員団は、本会議で及川和子議員、松本英子議員、佐伯由恵議員、小坂徳蔵議員…4人の議員が一問一答方式によって、市民の声・13項目について質問。市政を前にすすめるため、力をつくしました。

 市議会は15日から、議案に対する審査の場を、委員会に移しました。
党議員団の小坂議員と松本議員は総務委員会で、一般会計補正予算、マイナンバーを導入する条例などを審査しました。

 及川議員は民生教育委員会で、公立幼稚園で3年保育を実施する条例、国民健康保険・介護保険・後期高齢者医療保険…決算について審査しました。

 佐伯議員は産業建設委員会で、空き家対策を講じる条例、身の丈を超える開発事業・水道と下水道の決算について審査しました。
画像
 2014年度一般会計決算は、市民のくらしに大きな影響をおよぼします。

 さらに、審査の経過が新年度予算の編成に反映されることから、各会派の委員で構成する決算特別委員会(以下は決算委)を設置。

 現地調査を含め、5日間にわたり集中的・詳細に審査しました。

 党議員団から小坂徳蔵議員を委員に選出。市長・教育長・部長に対し、行政の全般にわたって、市民の立場からチェックしました。

 市議会最終日・10月2日の本会議で、党議員団は市民の立場から討論を行ないました。及川和子議員は、民生教育委員会で審査した議案に対して討論。佐伯由恵議員は、産業建設委員会で審査した議案に討論。小坂徳蔵議員は、総務委員会と決算委で審査した議案について討論を行ないました。

 2014年度一般会計決算に対し、党議員団を代表し、小坂議員が市民の立場から、市政の基本的な問題を指摘し、討論しました。その要旨は、以下のとおり(小坂議員のホームページに詳細を掲載)。

1.行政が立ち遅れている

①学校にエアコンが未設置。県内40市の状況は以下のとおり。
 
 ①.設置完了…17市
 ②.設置率100%近くで、順次設置中…6市
 ③.来年夏から稼働…3市
 ④.設置する方向で検討中…9市
 県内40市中、35市が設置に動いています(検討を含む。市教委資料から作成)。保護者PTAが、市長に対してエアコン設置を陳情(今年6月)しています。

②小学校の机の引き出しを 保護者負担に。
 合併前の加須市は、「机の引き出しは学校備品」として毎年予算化。ところが合併後、事情を知らない職員のハンコ1つで、保護者負担にしたもの。

③木造住宅の耐震化補助が県内最下位。
 市民が利用できない内容で予算計上。まるで「やる気がない」予算を8年続けている。

*以上の3項目は、党議員団が毎年の予算市議会で、財源を明確に示して予算修正案として提出。実現を求めている施策です。

2.情報セキュリテイに重大な欠陥がある

 加須市の情報セキュリテイは、合併によって重大な欠陥を抱えています。市民の情報を管理する基幹系ネットワークと、インターネットにつながる情報系ネットワークが接続。サイバー攻撃を受けると、年金情報の大量漏えいと同じことが起こります。

3.身の丈超える開発見直し、財源はくらしと福祉に

 大利根地域の野中土地区画整理事業は、いま265人しか住んでいない地域に、人口を3,800人に増やす無謀な計画。「夢物語」にもなりません。

 これまで約30億円の税金を投入。最終的には、税金投入が40億円も見込まれています。計画を抜本的に見直し、市民の税金は「くらしと福祉」に使うべきです。

4.血税大ムダ遣い 同和事業廃止せよ

 同和事業が失効してまる13年。同和事業を廃止する市と町が広がっています。ところが大橋市政は、毎年約2億円を投入しています。

①同和「団体」に493万円を補助
 ◇1人あたり4万円から6万円を補助。◇新年会の会費に15万円。◇「解同」12人が静岡県三嶋大社に詣で、伊豆の温泉で一泊。1人4万5千円、総額54万円を税金で負担。◇鬼怒川温泉のホテルで大盤振る舞い。1人2万3千円、30人分・69万円を全て税金で負担しています。

②同和相談員に高額報酬
 相談者1人の相談料は27,000円。市の法律相談の弁護士報酬は7,500円。破格の待遇で利権の最たるものです。

③「解同」などの会合に市職員60人を派遣
 「解同」などの会合に、市職員を延べ19回・60人を派遣。税金62万円をムダ遣いしています。職員は市民全体への奉仕者であり、「解同」など、同和団体の奉仕者ではありません。


 さらに、市民の利益を守るため、一致する課題で他会派との共同を追求しています。
9月市議会の開会前、会派代表者会議(8月24日)で小坂団長は、○小中学校の大規模改造事業に対する補助金交付を求める意見書、○小中学校にエアコン設置を求める決議などを、他会派の代表者に申し入れました。
画像
 その結果、「小中学校の大規模改造事業に対する補助金交付を求める意見書」は、市議会最終日の本会議に上程。全会一致で可決されました。

 意見書は、安倍首相はじめ文部科学大臣等に送付されました。
2015/10/14

◀ 議会だより一覧に戻る