議会だより

市議会最終日 党議員団が討論

(コムラサキ・はなさき公園で9月16日)
(コムラサキ・はなさき公園で9月16日)
 会期32日間の9月市議会は10月2日、最終日の本会議をひらきました。

 本会議の冒頭、委員会で審査した議案について、委員長が審査の内容を報告。このあと、討論が行なわれました。

 党議員団の及川和子議員、佐伯由恵議員、小坂徳蔵議員は、民生教育・産業建設・総務委(松本英子議員が所属)と決算特別委の各委員会で審査を担当し、本会議で党議員団を代表し、市民の立場から討論を行ないました。以下は、その要点です。




及川和子議員の討論

 及川和子議員は、民生教育委員会で審査した、2014年度の国民健康保険・後期高齢者医療保険・介護保険…3件の決算議案について討論しました。

 及川議員は、①国民健康保険について、高すぎる国保税のため、払いたくても払いきれない世帯が6世帯のうち、1世帯にのぼっている。

②後期高齢者医療保険は、高齢者の増加にともなって保険料を引き上げる制度で、加入者の7割が軽減世帯となって、制度上破綻している。

③介護保険制度は、特別養護老人ホーム180増床したが、未だに327人が入所待ち。「保険あって介護なし」の状況に変わりがない……以上の論点を示し、討論しました。


佐伯由恵議員の討論

 佐伯由恵議員は、産業建設委員会で審査した、2014年度の農業集落排水事業・野中土地区画整理事業(大利根地域)、栗橋駅西(大利根地区)土地区画整理事業、水道事業・下水道事業…5件の決算議案に対して討論を行ないました。
画像
 佐伯議員は、①農業集落排水事業について、大越PFI事業を管理する受託企業だけが利益を上げており、いったい誰のための事業か、と指摘。

②大利根地域の野中土地区画整理事業と栗橋駅西土地区画整理事業の2つは、税金を総額90億円も投入。旧大利根町が事実上の財政破たんした原因になっていると指摘。

③水道と下水道の企業会計は、消費税8%増税を加入者に転嫁している……以上の論点を示し、討論しました。


小坂徳蔵議員の討論

 小坂徳蔵議員は、総務委員会と決算特別委員会で審査した、マイナンバーを導入する4件の関連条例、2014年度同和住宅融資事業、それに2014年度一般会計決算…6議案について討論しました。

 小坂議員は、①市民に12桁番号をつけて管理するマイナンバー導入は、◇第1に市民のプライバシーと個人情報の漏えい、「なりすまし」を増加させる危険が高まる。◇第2に加須市の情報セキュリテイが、基幹系と情報系のネットワークが接続し、サイバー攻撃で情報が漏えいする重大な欠陥があることを指摘。

②同和住宅融資は、乱脈ズサンな融資で多額の焦げ付きが発生している。

③2014年度一般会計決算は、
◇第1に、学校にエアコン設置、木造住宅耐震化補助が県内最低水準、机の引き出しを保護者負担にするなど行政が立ち遅れている。

◇第2に、情報セキュリテイに重大な欠陥がある(マイナンバー導入条例と関連)。

◇第3に、税金40億円を投入する身の丈を超える開発事業=野中土地区画整理事業(住民265人を3,800人に急増させる無謀な計画)。

◇第4は、血税を大ムダ遣いする同和事業に約2億円を投入
(キンモクセイ)
(キンモクセイ)
 …以上、4点にわたる基本的な問題を指摘し、反対の立場から討論を行ないました(討論要旨は小坂議員のHPに掲載)。

 会期32日間の9月市議会は10月2日、すべての審議を終え、閉会しました。

 今回の市議会も党議員団は、行政全般にわたってチェックし、市民の立場から市政を前にすすめるため、その存在感を発揮して頑張りました。
2015/10/05

◀ 議会だより一覧に戻る