議会だより

12月市議会 存在感を示す

(2015年元旦・埼玉大橋で利根川下流方向)
(2015年元旦・埼玉大橋で利根川下流方向)
 12月市議会(2014年)は、11月25日から12月10日まで、会期16日間で審議しました。審議した議案は全部で25件。その内訳は、補正予算11件、条例8件、その他5件、人事1件。それに、住民が提出した請願2件、意見書1件でした。

 短い会期でしたが、12月市議会でも、市民の利益を守って議論を展開した、日本共産党議員団(以下は党議員団)の存在感が浮き彫りになりました。


1.本会議の質疑 3人のうち2人は党議員団
 12月市議会で審議した議案は、補正予算、幼稚園と保育所の保育料を定める条例など。市長が提出した議案に対し、基本的な問題をただす場が本会議の質疑です。

 11月28日の本会議で、質疑を行なったのは3人。そのうち、党議員団が佐伯由恵議員と小坂徳蔵議員の2人。もし、党議員団がいなければ、市議会の審査は1時間余りで終わっていたことでしょう。

 市民を拘束する条例などを審議するのが市議会・議員の役割です。黙っていたのでは、議員の役割が果たせないでしょう。党議員団の存在によって、市議会の面目が保たれています。

2.幼稚園保育料値上げに修正案

 今年4月から始まる子育て支援新制度に向け、幼稚園と保育所の保育料を定める条例を審議しました。

 市立幼稚園の保育料は、年収360万円(月収30万円)以上の保護者に、年間12,000円から24,000円を引き上げる過大なものです。さらに、保護者が負担した356万円は、一体どこに使われるのか不明です。

 党議員団は、貧困と格差社会のもとで、子育て世代を応援する立場から、地方自治法に基づく議案提出権を活用し、保護者の負担を軽減する修正案を提出しました。

 修正案は、市議会最終日の本会議に上程し、審議が行なわれました。審議に当たって提出者を代表し、小坂徳蔵議員が修正案について提出理由の趣旨を説明しました。このように党議員団は、行政をチェックし、市民の暮らしを守るため、その役割を存分に発揮しました。

 採決に先立ち、党議員団を代表して及川和子議員が、市長提出の原案に反対し、修正案に賛成する立場から討論を行ないました。しかし、他党派の議員は、子育て世代を応援する修正案に、ただ黙って反対するだけでした。

3.住民の願い=請願採択に全力つくす

 12月市議会に党議員団=小坂徳蔵議員が紹介議員となって、以下、2件の請願を提出しました。
①.30人学級など「ゆきとどいた教育の前進をもとめる請願」
②.大学生等に「給付制奨学金」を求めた「高校・大学教育の無償化をもとめる請願」

 2つの請願は、民生教育委員会で審査。小坂徳蔵議員が紹介議員として委員会に出席。趣旨説明を20分、質疑を含めると40分間にわたり説明しました。

 最終日の本会議で、党議員団を代表し、松本英子議員が請願の採択を求めて討論を行ないました。ところが、党議員団を除くすべての議員が、ただ黙って請願に反対しました。

 2つの請願に反対する理由は何か。議員ならば、反対の理由について、市民に説明責任を果たす責務があります。それが出来ないのであれば、あまりに無責任でしょう。

4.市民の利益を守って討論 党議員団だけ

 市議会は言論の府。行政をチェックすることが最大の任務・職務です。市長・議員が提出した議案、請願は、本会議で質疑(請願はない)、委員会の審査を通じ、問題が明確になっていきます。

 そこで採決の前に、議案などの問題を指摘し、賛否の態度を明らかにして、これに同調を求めることが討論です。

 12月市議会で、最終日の本会議で、市民の願い・利益を守る討論を行なったのは党議員団の松本英子議員と及川和子議員だけでした。他の議員は、ただ黙って議案に賛成し、請願に反対しただけです。

5.市議会の自浄能力を発揮させる

 議員の親族企業が市公共工事を受注し、市議会議員政治倫理条例に違反している、と市民が議長に調査を請求しました。

 市議会は、政治倫理審査会(以下は政倫審)を設置し、慎重に調査を実施した結果、その事実を確認し、是正を図って、市議会の自浄能力を発揮させました。

 政倫審では、他会派の推薦によって、党議員団の小坂徳蔵議員が会長職に就任しました。政倫審は、公正な審査を行なって、調査の結果については、市民に公表しています。

6.市議会を活性化させる推進力
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 加須市議会は、地方自治の二元代表制のもとで、審議機関としてその一翼を担っています。その役割は、市民の立場から行政をチェックすることが最大の任務です。

 市議会で、その役割をしっかり果たしているのが党議員団です。加須市議会に、もしも日本共産党議員団がいなければ、市議会なのに議論が行なわれず、無気力な市議会に終始することでしょう。

 加須市議会を活性化させている推進力が日本共産党議員団=小坂徳蔵議員、松本英子議員、及川和子議員、佐伯由恵議員―4人の議員です。2015年も引き続いて、この立場で取り組んでまいります。
2015/01/03

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