議会だより

デマンドバスを古河日赤病院まで…及川和子議員

(デマンドタクシー・市ホームページ)
(デマンドタクシー・市ホームページ)
 高齢者の声と願いにそって、デマンドバスを古河日赤病院まで運行を―9月市議会で及川和子議員が大橋良一市長につよく求めました。

 及川議員によるこの質問は、今回で12回目となります。以下は質問の要旨です。





 市が公共交通=デマンドタクシー運行を開始して約2年。しかし、北川辺地域でデマンドタクシー利用者は、一日平均わずか4人に過ぎません。加須・大利根地域と騎西地域の利用者は一日平均40人程度。北川辺地域の利用者は、わずか10分の1程度に過ぎません。

 デマンドタクシー運行の目的は、「高齢者、交通弱者の利便性を向上するため、病院・公共施設等への移動手段を確保し、公共交通不便地域の解消に努める」こと。ところが、北川辺地域のデマンドタクシーは、この目的にそった運行が行なわれていません。

 高齢者は加齢に伴って、体のあちこちが悪くなります。耳鼻咽喉科や整形外科、眼科の受診が必要になってきます。しかし北川辺地域には、こうした診療科目の病院がありません。

 このため及川和子議員は、高齢者のいのちと健康を守るため、公的な病院である古河日赤病院まで、デマンドタクシー乗り入れを繰り返し求めているのです。

 合併前、旧北川辺町は、古河日赤病院の整備改修にあたって、補助金を交付しています。そして町は、交通手段を確保するため高齢者に、「福祉タクシー券」を交付。高齢者はこれを使って、古河日赤病院に通院してきました。

 ところが合併によって、福祉タクシー券は廃止。その代替え交通機関となったデマンドタクシーは、古河日赤病院まで行かない…高齢者にとっては、まさに踏んだり蹴ったりの仕打ちです。

 そして及川議員は、関東運輸局が交通不便地域(北川辺地域と大利根地域)に交付している、補助金1,190万円を、有効に活用するよう提案しました。

 及川議員は、「交通不便地域の北川辺があって、1190万円の補助金が交付されているのに、それが、北川辺地域の高齢者など交通弱者の交通手段として、活用されないのでしょうか。そのことが今問われている」ときびしく指摘しました。

 大橋良一市長の答弁は、「私は北川辺地域のサービスを低下させることを言っているわけではない」と弁解から始まりました。
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 そして、「(デマンドバス運行を)市外にまで、北川辺地域の皆さん方の声はよくお聞きします」と答弁。

 及川議員の提案が、北川辺地域住民の願いであることを、認めざるを得ませんでした。しかし市長は、古河日赤病院への乗り入れに難色を示しています。

 及川和子議員は、「北川辺地域住民が、安心して医療機関への受診ができるまでがんばります」と語っています。
2014/10/23

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