議会だより

2014年9月市議会を終えて

(コスモス・未来館周辺で12日)
(コスモス・未来館周辺で12日)
 9月市議会は今月6日、最終日の本会議をひらき、すべての審議と会期を終え、閉会しました。会期は34日間、長丁場の市議会でした。

 今回、審議の焦点は、①2013年度決算14議案、②来年4月から実施される「子育て支援新制度」を準備する条例4件でした。

 審議した2つの内容は、これから市民の暮らしに、大きな影響をおよぼす議案でした。

 日本共産党議員団=小坂徳蔵議員、松本英子議員、及川和子議員、佐伯由恵議員――4人は、本会議と委員会で質疑、質問、討論を行なって、市民の暮らしと利益を守るため、力をつくしました。


市民が安倍亡国内閣に反撃、第2弾の請願  

 市民が9月市議会に、安倍亡国内閣打倒めざし、6月市議会に続いて、党議員団が紹介議員となって、請願2件を提出しました。

 その内容は、①米価大暴落から、「埼玉一の米どころ」の加須市農業を守る、「米価の安定対策を求める請願」。②安倍首相が日本を「海外で戦争する国」にする「集団的自衛権行使容認に反対する請願」。2件の請願は、産業建設委員会と本会議で審議が行なわれました。

 請願を審査した産業建設委員会(9月19日)では、紹介議員の小坂徳蔵議員が請願の趣旨を委員に説明。採択を求めました。

 市議会最終日(今月6日)の本会議で、「米価の安定対策を求める請願」は全会一致で採択しました。これに伴って、同意見書を本会議に追加上程し、全会一致で可決。意見書を安倍首相と農林水産大臣等に送付しました。

 「集団的自衛権行使容認に反対する請願」は、最終日の本会議で、小坂議員が採択を求める立場から討論。採決の結果は不採択でしたが、日本共産党議員団4人と他会派6人―合計10人の議員が採択に賛成し、議員の良心・良識を示しました。

 なお、請願を不採択にした議員は、審査で質疑しない、本会議で討論しない―という態度でした。「海外で戦争する国にする」ことについて、市民の前では、とうてい議論できない、ということでしょう。

 市民は、先の6月市議会に、○消費税10%増税ストップ、○介護保険の改悪反対、○年金引き下げ中止―3件の請願を提出し、安倍亡国内閣に対し、反撃を開始しました。9月市議会は、安倍亡国内閣の打倒めざす、市民の反撃、第2弾となりました。


市民の暮らし・利益を守って力つくしました

 市議会・議員が果たす役割は、行政の行財政運営をチェックし、市民の声を市政に反映させること。このような立場で、党議員団4人の議員は、会期34日間におよんだ審議のなかで、議員の職務を果たしてきました。

 そのなかで党議員団は、①本会議で議案に対して質疑(9月10日)、②常任委員会で付託議案・請願を審査(9月19日)、③決算特別委員会で5日間にわたって審査(9月24日〜10月1日)、④市議会最終日の本会議で討論(10月6日)。そして、⑤本会議で一般質問(9月17日、18日)を行なってきました。

◆本会議で議案に対して質疑(9月10日)

 本会議で、党議員団4人の議員が、議案に対し、市民の立場から質疑を行ないました。
画像
 及川和子議員は3議案に対して4項目を質疑。松本英子議員は、決算議案に対し3項目について質疑しました。

 佐伯由恵議員は、子育て支援新制度に関する条例4件について質疑。小坂徳蔵議員は、4議案14項目について質疑を展開しました。

 本会議で質疑した議員は6人。そのうち党議員団が4人を占め、住民の目線で行政をチェックする、党議員団の存在感を示しました。

 また及川議員が、重度心身障害者医療費助成の内容を悪くする条例改正について、党議員団を代表し、討論を行ないました。

◆常任委員会で議案・請願を審査(9月19日)

 総務委員会では、佐伯由恵議員が補正予算と同和住宅融資決算について審査。民生教育委員会は、松本英子議員と及川和子議員が、子育て支援新制度に関連する条例4件、2013年度決算(国民健康保険・後期高齢者医療保険・介護保険など)などを審査。

 産業建設委員会は小坂徳蔵議員が、○税金100億円つぎ込む身の丈を超える開発事業決算、○料金統合2年目と消費税8%増税転嫁を準備した水道と下水道の事業決算などを審査しました。また、市民が提出した請願2件について、小坂議員が趣旨を説明し、審査しました。

◆決算特別委員会で5日間審査(9月24日〜10月1日)

 議案審議のなかで、最大の焦点となったのが2013年度決算。決算審議は、新年度予算に影響をおよぼすことから、市議会は各会派から委員を選出する、決算特別委員会を設置して集中的に審査しました。党議員団から小坂徳蔵議員が審査にあたりました。

 決算委は、現地調査を含め、5日間にわたって集中的、詳細に審査しました。委員会の最終日(10月1日)は総括質疑。朝から説明員として、全ての部長が出席。小坂議員が部長12人に対し、質疑28項目について、質疑を展開しました。

 続いて、渡邉義昭教育長に、○小中学校にエアコン設置、○増加する不登校克服、○子ども目線の就学援助改善―3項目を質疑しました。

 最後は、大橋良一市長に、小坂議員が市民の立場から、約1時間にわたって質疑しました。質疑した内容は、○乱脈ズサンな同和事業廃止、○国民健康保険加入者の負担軽減、○医師不足で初期救急医療から病院が撤退、○身の丈を超える開発事業見直し、○市長イニシアチブで学校にエアコン設置、○行政サービス拡充の効率的な財政運営―以上の6項目です。

◆市議会最終日・本会議で討論(10月6日)

 市議会最終日の本会議(10月6日)、党議員団が討論を行ないました。佐伯由恵議員は、総務委員会で審査した、補正予算と同和住宅融資決算に対して討論。及川和子議員は、民生教育委員会で審査した、2013年度の国民健康保険・後期高齢者医療保険・介護保険の各決算に対して討論。

 小坂徳蔵議員は、産業建設委員会で審議した、身の丈を超える開発事業、料金統合で市民に負担増となった水道と下水道の決算などに討論。

 さらに、決算特別委で審査した2013年度一般会計決算に対し、①税金と公共料金統合による市民への負担増、②行政水準の立ち遅れ、③身の丈を超える開発事業、④税金大ムダ遣い乱脈ズサンな同和事業―以上4項目を指摘し、改善を強く求め討論を行ないました。

 なお、討論を行なった議員は全部で4人。うち他会派の討論は1人だけ。この日も、党議員団が存在感を示しました。

◆本会議で一般質問(9月18日)

 松本英子議員は、「砂原地蔵前交差点」に信号機設置など3項目を質問。及川和子議員は、住民の声を背に、デマンドタクシーを古河日赤病院まで運行を求めて市長と議論し、全部で4項目を質問しました。

 佐伯由恵議員は、騎西地域の公立幼稚園2園の活用など、4項目を質問。小坂徳蔵議員は、特養ホーム入所待機者ゼロの提案など3項目を質問しました。


議員定数「バナナのたたき売り」と違う

 市議会最終日、保守会派と公明党が、議員の定数を4人減らす(現行32→28に減員)条例改正を提出しました。実施は来年4月の市議選から。

 党議員団を代表し、小坂徳蔵議員が、市議会と議員が果たすべき役割と職務について、地方自治の二元代表制の本質論から、提出者代表の竹内政雄議員に質疑を展開。議論を深めました。

 質疑のなかで、議員の職務は市政をチェックすることなのに、竹内議員は、前回市議選から3年半の間に、本会議の質疑を、殆んど行なっていないことが判明しました。これでは、市民に批判されるでしょう。先ずは、市民の期待に応える議員活動が先決でしょう。
画像
 さらに小坂議員は、行政改革は執行機関のなかにあることを、数値を示して強調しました。

 日本共産党議員団は、引き続いて、議員が果たすべき役割と職責を果たすため、全力で取り組んでまいります。市政に対するご意見、お寄せください。
2014/10/15

◀ 議会だより一覧に戻る